手の届きやすいビードフックレスMTB用カーボンホイール　レイノルズ TRシリーズ

カーボンホイールを中心に手掛けるレイノルズより、MTB用チューブレスレディホイール「TR」シリーズが登場。ビードフックレスのリムとオリジナルハブを採用することで優れたコストパフォーマンスを実現した。27.5と29er、BOOST対応など様々な規格が用意されている。

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レイノルズ TR Mountainシリーズ (c)フタバ商店
TR Mountainシリーズは、レイノルズがトップグレードと同等の耐久性とパフォーマンスを狙いつつもコストパフォーマンスを重視して開発したMTB用カーボンホイールだ。リムは上位モデルと同じMR5というテクノロジーを使用することで、スポーク面やニップルベッド、サイドウォールなどあらゆる部分の強度や耐久性、重量、品質が優れた状態に仕上げられている。

TRシリーズのリムプロフィール。ワイド幅、ビードフックレスが特徴だ (c)フタバ商店リムにはアシンメトリカルデザインを与え、左右のスポークテンションをそれぞれ最適化。コンポーネントの進化に伴い向上し続けるディスクブレーキの制動力を受け止め、ペダリングパワーを損なわない剛性を確保しつつ、乗り心地の良さを実現している。

また、ビードフックレス仕様のチューブレスレディリムとされているため、タイヤの密着度が向上し空気漏れを減らすことに成功している。もちろんビードフックを設けないことによる軽量化なども期待できるだろう。リムの内幅は30mm、外幅36mmとワイドに設定することで、トレンドとなっている幅広タイヤとのマッチするはずだ。

ハイスペックなリムに組み合わされるハブはレイノルズのオリジナル品。CNCで加工されたTR3 Mountain Hubは30°ごとに噛み合う3つ爪、ディスクブレーキ専用、センターロック仕様となっている。スポーク数は前後共に28本。このハブを組み合わせることで、TR Mountainシリーズはカーボンリムながら15万円（税抜）という価格を実現した。

ラインナップは27.5インチ仕様と29er仕様の2種類。それぞれにスタンダード幅（F 15x100mm + R 12x142mm）と、BOOST幅（F 15x110mm + R 12x148mm）という2種類が用意されている。重量は27.5インチがペア1680g（リム単体は443g）、29erが1755g（リム単体は474g）。

レイノルズ TR Mountainシリーズ (c)reynoldscycling.com

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レイノルズ TR307 27.5リム仕様
リム素材：Carbon Fiber
リム構造：Hookless tire bead, tubeless ready, Mountain Rim 5 (MR5) Construction Technology
リムサイズ：27.5”
リム幅：内幅30mm,外幅36mm
リムハイト：26mm
リム重量：443g
ハブ：TR3 Mountain Hub, 100% CNC machined - 10 degree engagement, 3-pawl freehub
スポーク数：28 Front, 28 Rear
ブレーキインターフェイス： Disc Only, Center Lock
フロントハブ幅：15x100mm、15x110mm (Boost)
リアハブ幅：12x142mm、12x148mm (Boost)
フリーハブ：Shimano 9-11spd
セット重量：1680g
価格：150,000円（税抜）

レイノルズ TR309 29erリム仕様
リム素材：Carbon Fiber
リム構造：Hookless tire bead, tubeless ready, Mountain Rim 5 (MR5) Construction Technology
リムサイズ：29”
リム幅：内幅30mm,外幅36mm
リムハイト：26mm
リム重量：474g
ハブ：TR3 Mountain Hub, 100% CNC machined - 10 degree engagement, 3-pawl freehub
スポーク数：28 Front, 28 Rear
ブレーキインターフェイス： Disc Only, Center Lock
フロントハブ幅：15x100mm、15x110mm (Boost)
リアハブ幅：12x142mm、12x148mm (Boost)
フリーハブ：Shimano 9-11spd
セット重量：1755g
価格：150,000円（税抜）