アメリカンホイールブランド、スピナジーから32mmハイトのフルカーボンクリンチャーホイール「ステルスFCC3.2」が登場。独自のPBOスポークを使用した快適なライドフィーリングと、カーボンエアロホイールならではの空力性能、軽量性を兼ね備えたニューモデルである。



スピナジー ステルスFCC3.2スピナジー ステルスFCC3.2 (c)インターマックス
スピナジーが新たにリリースする「ステルスFCC3.2」は、32mmハイトのフルカーボンクリンチャーリムを同社独自のPBOスポークで組み上げたロードホイール。軽量なカーボンリムに振動吸収性に優れた繊維スポークを組み合わせることで、他社にはないソフトなライドフィーリングと高い走行性能を両立したモデルだ。

ステルスFCC3.2始めスピナジーホイールに採用されるPBOスポークとは、防弾チョッキにも採用される世界最高レベルの引張強度と弾性率をもつ合成繊維”ザイロン”を使用したスポーク。一般的なステンレススポークと比べると、重量を半分に抑えつつも強度が3倍高く、振動吸収性は25%向上されるのだという。このPBOスポークによってスピナジー独特のしなやかな乗り心地と高い快適性、耐久性をもたらしている。

フロントホイールは16本のスポークをラジアル組みされるフロントホイールは16本のスポークをラジアル組みされる (c)インターマックスリアホイールはフリー側が2クロス組、反フリー側がラジアル組みとなるリアホイールはフリー側が2クロス組、反フリー側がラジアル組みとなる (c)インターマックス

リムは空力性能、ハンドリング性、軽量性のバランスが良いオールラウンドな32mmハイトを採用。汎用性が高く、ロードレースやヒルクライム、ロングライドまで幅広く対応する走行性能と高い操作性を備えたモデルとなる。また、外幅24mmのワイドリム設計となっており、トレンドのワイドタイヤにも最適化されている。

フロントはスポーク数16本のラジアル組。リアは20本のスポークを使用し、ドライブ側を2クロス組、半ドライブ側をラジアル組とすることで、駆動パワーの左右非対称性を補うよう設計されている。スピナジー特有のPBOスポークを用いた存在感のあるルックスも同ホイールの大きな特長となるだろう。

ミドルハイトのフルカーボンリムとPBOスポークを合わせたステルスFCC3.2(国内展開はブラック、ホワイトスポークの2種)ミドルハイトのフルカーボンリムとPBOスポークを合わせたステルスFCC3.2(国内展開はブラック、ホワイトスポークの2種) (c)spinergy
ハブは6061-T6アルミニウムを素材にCNC加工で削り出したスピナジーオリジナルのストレートプルハブ。仕上げにはアルマイト処理を行うことで腐食などにも強く、長期耐久性を実現している。フリーボディはシマノ、カンパニョーロに対応。重量はカーボンホイールらしく軽量な前後セットで1,395gに仕上がる。価格はフロントが110,000円(税抜)、リアが135,000円(税抜)で取り扱いはインターマックス。



スピナジー ステルスFCC3.2
リムタイプ:フルカーボンクリンチャー
リムプロファイル:外幅24mm、ハイト32mm
スポーク数:フロント16本 ラジアル組み
      リア20本 ラジアル/2クロス組み
重 量:1,395g(前後ペア)
価 格:フロント 110,000円(税抜)
    リア 135,000円(税抜)

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