チューブレスタイヤやカーボンリムにも対応するタイヤレバー「TYREKEY」が登場する。これまでのタイヤレバーとは異なるアプローチからタイヤをインストールするアイテムだ。



TyreKeyTyreKey (c)トライスポーツ
タイヤがリムとの相性が良くなく、装着に手間取りイライラしたことのあるサイクリストは少なくないはず。上手にタイヤ装着できない時、我々サイクリストはタイヤレバーを利用してきた。しかし、従来のタイヤレバーはインナーチューブを傷つけてしまったり、チューブレスタイヤの場合は専用品が必要であったり、カーボンリムでは細心の注意を払う必要があったりした。

それらの課題を解決するべく生み出されたのが、今回紹介する新しいタイヤレバーの「TYREKEY(タイヤキー)」だ。フックの鉤爪部分をタイヤのビードに掛け、テコの原理を利用してビードを持ち上げるという方式を採用している。従来型のようにレバーがインナーチューブまで達しないため、レバーによってチューブに穴を開けてしまうことがない。また、ビードフックがレバーの支点とならず、ホイールへのダメージも少なくなっている。

鉤爪のような形状のタイヤレバーとなっている鉤爪のような形状のタイヤレバーとなっている (c)www.tyrekey.com
サイズは148x48x6mm、重量は21gとされており、ツールケースやサドルバッグなどに収納することもできる。従来のタイヤレバーよりは大きいが、タイヤを嵌められないというフラストレーションを少なくするためにエマージェンシーツールとして携帯してもいいだろう。タイヤを外す時は、持ち手の先端を従来レバーと同じように使う

対応するタイヤ幅はロード用だと18~35mm、対応リム幅は18~28mm。タイヤの硬さによって、TYREKEYのツメ部分に収まらないこともあるため、使用前に確認したほうが良いだろう。素材はナイロン。価格は1,700円(税抜)。取扱はトライスポーツ。




TYREKEY
素 材:ナイロン
サイズ:148x48x6mm
重 量:20g
価 格:1,700円(税抜)