ミシュランが誇るトップレンジ「POWER」シリーズに待望のチューブラータイヤが登場。ワールドツアーレースでの勝利を目指して開発された、ブランド史上最高性能を見せるPOWER COMPETITION TUBULARを紹介しよう。



ミシュラン POWER COMPETITION TUBULARミシュラン POWER COMPETITION TUBULAR (c)日直商会
フランスに本拠を置き、自転車はもちろんF1やMotoGPなど、モータースポーツの世界でも実績のある総合タイヤブランド、ミシュラン。代々受け継いできたロードタイヤPROシリーズの上をいく、フラッグシップレーシングタイヤとして2016年にデビューしたのが「POWER」シリーズだ。コンペティション、エンデュランス、オールシーズンという3種類のクリンチャーモデルをラインアップしてきたが、今回新たにチューブラーモデルの「POWER COMPETITION TUBULAR」が追加された。

低い転がり抵抗とコーナーで安定するグリップ力を高次元でバランスした、オールラウンドなレーシングモデルに位置付けられるCOMPETITION(コンペティション)。MotoGPでの技術を元に開発された高性能な”RACEコンパウンド”によってハイスピードな転がりを実現。トレッドのセンターをスリックとしながらも、サイドにはヤスリ目状のパターンを入れることで雨天などあらゆるシチュエーションで最高のグリップ力を確保している。

転がりの軽いRACEコンパウンド、耐パンク層、高密度のしなやかなケーシング、ラテックスチューブという構造転がりの軽いRACEコンパウンド、耐パンク層、高密度のしなやかなケーシング、ラテックスチューブという構造 (c)日直商会
高密度な160tpiのケーシングを2層にした構造でしなやかな乗り心地を生み出している他、トレッド下部には耐パンク層も挿入されておりロードレースでも安心したライディングが可能だ。ハイパフォーマンスモデルらしく、軽量で乗り心地も良いラテックスチューブを組み合わせている。

23/25/28Cという3種類のサイズで展開。プロコンチネンタルチームのコフィディスも、このPOWER COMPETITION TUBULARの25Cを実際にレースで使用している。価格は23Cが9,500円(税抜)、25Cが10,000円(税抜)、28Cが10,500円(税抜)だ。取り扱いは日直商会。

コフィディスによってレース投入を果たしており、ワールドツアーでの走りを支えているコフィディスによってレース投入を果たしており、ワールドツアーでの走りを支えている photo:Makoto.AYANO


ミシュラン POWER COMPETITION TUBULAR
カラー:ブラック
サイズ:28 x 23C(260g)、28 x 25C(280g)、28 x 28C(300g)
ケーシング:2 x 160tpi
空気圧域:6~8bar 
インナーチューブ:ラテックス
バルブ長:52mm
価格:
23C 9,500円(税抜)
25C 10,000円(税抜)
28C 10,500円(税抜)

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