ノースウェーブのロードシューズ「EXTREME GT」が上位モデル準拠のアッパーデザインを獲得し、新たに「EXTREME GT2」として登場。クロージャーダイヤルを2個に増やしフィッティング性を強化した。幅広なラスト形状やレーススペックのソール剛性を持つハイエンドシューズを紹介しよう。



ノースウェーブ EXTREME GT2(OPAL)ノースウェーブ EXTREME GT2(OPAL) photo:Yuto.Murata
ノースウェーブのロードシューズでセカンドグレードに位置付けられる「EXTREME GT」。今回、トップモデルである「EXTREME PRO」を踏襲しクロージングシステムをアップデート、新たに「EXTREME GT2」へとモデルチェンジを果たした。

前作ではクロージャーダイヤルが1個のみだったが、今作ではつま先部分に追加し上下2箇所で調整できるようになったことが大きな変更点。それぞれ独立して調整できるようになりフィッティング性能を向上させている。つま先部分は8の字を描くケーブルルーティングを採用しており、締め付け感が最適化されるよう工夫されている。

新たにクロージャーダイヤルが2個になりより細かな調整が可能になった新たにクロージャーダイヤルが2個になりより細かな調整が可能になった 補強フレームによってアッパー剛性を確保する「X-Frame2」システム補強フレームによってアッパー剛性を確保する「X-Frame2」システム

土踏まずを支え効率的なペダリングに寄与するアーチサポート土踏まずを支え効率的なペダリングに寄与するアーチサポート ヒール部分にはノースウェーブロゴを配置。内側にはグリップ素材を使用しておりフィット感を高めているヒール部分にはノースウェーブロゴを配置。内側にはグリップ素材を使用しておりフィット感を高めている

クロージャーはノースウェーブオリジナルの「SLW2ダイヤル」を採用しており、小気味よい操作感で締め込んでいけるほか、シルバーのレバーをワンプッシュで0.7mm緩み、引き上げるとフルリリースになる。また、EXTREME PROよりも幅広な足型に作られており、細身のレーシングシューズが合わないという人にもマッチする形状に設計されていることもポイントだ。

左右のアッパーが足先を包み込むタンレスのオーバーラッピング構造を引き続き採用しており、圧迫感を軽減し足当たりの良い履き心地を生み出す。薄くしなやかなマイクロファイバー製アッパーには、ノースウェーブ独自の「X-Frame2」システムを搭載。特殊素材フレームによってアッパーを強化することで効率的なペダリングに貢献するアッパー剛性を確保している。

ペダルエリアにフルカーボンを使用し優れたパワー伝達性を獲得ペダルエリアにフルカーボンを使用し優れたパワー伝達性を獲得
レーススペックの硬さに仕上がった剛性指数”12”レーススペックの硬さに仕上がった剛性指数”12” 実測重量290g(片側、42サイズ)実測重量290g(片側、42サイズ)

アウトソールはペダルエリアのみフルカーボン、それ以外の部分をカーボンコンポジットとすることでレーシングシューズらしい優れたパワー伝達性を発揮する高い剛性を実現。同社が定める剛性指数は”12”の設定だ。オプションで用意されているスピードプレイ用のクリートアダプターにも対応している。

万人が履きやすいブラックとともに、見る角度によって色を変化させるオパールカラーもラインアップ。リフレクティブ仕様のアッパーで、光が当たると虹色に輝く個性的なカラーリングに仕上がっている。39~44(ハーフサイズ有)までのサイズ展開で、価格は32,500円(税抜)。取り扱いはウインクレル。

光が当たると虹色に輝くオパール、万人が履きやすいブラックの2色展開光が当たると虹色に輝くオパール、万人が履きやすいブラックの2色展開


ノースウェーブ EXTREME GT2
アウトソール:ペダル部分/フルカーボン、ペダル以外/カーボンコンポジット
ソール剛性指数:12
サイズ:39~44(ハーフサイズ有)
カラー:OPAL、BLACK
実測重量:290g(片側、42サイズ)
価格:32,500円(税抜)


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