様々なブランドとのコラボレーションを行うフカヤのダボスが、パナレーサーとタッグを組みGravel Runnerをリリースする。26インチMTBツーリングタイヤの王道であるRoad Runnerを700CにサイズチェンジしつつGravel Kingのテクノロジーや、ハイスペックなコンパウンドを投入したモデルとなっている。



ダボス×パナレーサー Gravel Runnerダボス×パナレーサー Gravel Runner
26インチのMTB用ツーリングタイヤでド定番と言われたパナレーサーのRoad Runner。ロングセラーモデルとして今もなおラインアップされ続けるタイヤと、ダボスがコラボレーション。徐々に楽しむ人が増えているグラベルタイヤとしてブラッシュアップさせた。

Road Runnerは26インチ用のみだが、今回リリースされたGravel Runnerは700Cサイズ。トレッドパターンは共通しているが、今回のコラボレーションに当たりトレッドパターンの変更も考慮した末、継続するという結論に至ったという。ロングセラーとして続くトレッドパターンは既に完成形であり、そこに手を加える必要はなかったとフカヤの担当者は言う。

Gravel Runnerのアドバンテージは自転車に荷物を積載した状態での走行性能にあるという。それはセンターリッジの溝すら設けられないトレッドの剛性が高く、潰れにくいからだ。タイヤの空気圧を高めに設定しておけば、まるでスリックのように走るという。

センターリッジのトレッドパターンが転がりの軽さを演出するセンターリッジのトレッドパターンが転がりの軽さを演出する
対して中間部分はヤスリ目のディテールが施されており、車体を倒し始めると後述するコンパウンドの力と相まってトレッド表面が路面を捉える。一見堅そうな外側のトレッドも柔軟性に優れているため、細かく路面状況が変化するグラベルにおいてもグリップ力を発揮するという。

舗装路が非常に多い日本でのグラベル・ツーリングにおいては、舗装路での走りも視野に入れたGravel Runnerは活躍してくれそうだ。特にハンドルバーバッグなどで荷物を持ち運ぶような、ダボスが提案するツーリングスタイルにうってつけ。

また、Gravel Runnerは単なるサイズアップモデルではなく、コンパウンドとケーシングがRoad Runnerと異なるものが採用されている。ZSGアドバンスドコンパウンドという高いグリップ力と小さな転がり抵抗の両立を目指した素材を用いることで、グラベルライドも安心して楽しめる性能を実現した。

Gravel KingとRoad Runnerの良い部分を組み合わせたGravel RunnerGravel KingとRoad Runnerの良い部分を組み合わせたGravel Runner
さらにグラベル用タイヤとして定評のあるGravel Kingと同様のしなやかなケーシングを採用。いわゆるチューブレスレディのTLC仕様とされており、路面の追従性や快適性などを確保しているという。アンチフラットケーシングをタイヤ全面に配置しているため、優れた耐パンク性能を実現していることも特徴だ。

Gravel Kingシリーズにありそうで無く、SSとSKの間に位置するGravel Runner。ダボスのアイデアとパナレーサーが誇るテクノロジーが掛け合わされた意欲作は、ライトなグラベルでグリップ力と転がりの良さを求めたい方にぴったりだ。サイズは38Cの一種類のみで、価格は6,820円(税込)。



ダボス×パナレーサー Gravel Runner
タイヤタイプ:TLC(チューブレスコンパーチブル)
サイズ:700×38C
コンパウンド:ZSGアドバンスドコンパウンド
価格:6,820円(税込)

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