サーヴェロ　R5やCaledonia、Asperoなど2023年の新カラーを発表

サーヴェロが2023年のロードモデル新色を発表。今回ニューカラーがお披露目されたのは、軽量オールラウンダーのR5、モダンロードのCaledniaシリーズ、グラベルバイクのAsperoシリーズだ。これらの新色は3月4～5日に開催されるサイクルモードライドOSAKAで国内初お披露目を予定している。

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サーヴェロ　R5

勝負が掛かる山岳ステージでヨナス・ヴィンゲゴー（デンマーク、ユンボ・ヴィスマ）の走りを支え、ツール制覇の原動力となったのがサーヴェロの軽量オールラウンダーであるR5。

22年モデルで「ピュアクライミングバイク」として生まれ変わったR5はフレーム単体で695g（51サイズ）という驚異的な重量を実現。同時に、ケーブル内装化や空気ぬけのよいフォークデザインなどによりエアロ性能や、ヘッドチューブ周りの剛性を最適化することで快適性をも向上させた山岳レーサーとしてプロトンに君臨している。

そんなR5の23年カラーは、マット仕上げでいかにも軽量そうなFive Black、光の当たり方によって表情を変える深紅のOxblod、そしてフレームセット限定でDeep Blue Sunsetという3カラーが用意される。フレームセットおよび完成車で展開され、それぞれのスペックで用意されるカラーも異なっている。詳しくは記事下部の表にて。

サーヴェロ　Caledniaシリーズ

あくまでもロードバイクとしての走行性能を保持しつつ、最大35mmのタイヤの装着を可能とし、ひび割れた舗装路や北のクラシックのような石畳、グラベルまで走れてしまう走破性を備えたマルチパーパスバイクとして開発されたCalednia。

ツールのパヴェステージでも使用されたハイエンドモデルであるCalednia-5には、少し青みがかったホワイトのGlacier、シックなグロスブラックのFive Blackに加え、マットなアースカラーのplumがフレームセット限定カラーとして用意される。

更に、ケーブル外装や丸型シートポストを採用することで汎用性を高めたミドルグレードのCaledoniaにも新色が登場。こちらはフレームセットの展開は無く、コンポーネントの異なる5種類の完成車のみ。カラーはCalednia-5と同じGlacierとPlumに加え、精悍な印象のMetallic Blackの3色展開。

サーヴェロ　Asperoシリーズ

サーヴェロのグラベルバイクであるAsperoシリーズにも23年モデルのカラーが登場。Caledoniaよりもオフロードでの走破性を求め、700Cでは最大44mm、650Bでは最大49mmというタイヤを装着可能で、グラベルレースなどで高速で未舗装路を駆け抜けられる一台だ。

フロントフォークのドロップアウト部にはTrail Mixerと名付けられたフリップチップが装備されており、前後を入れ替えることでフォークオフセットを5mm調整可能。コースによってハンドリングを調整できるユニークなグラベルバイクでもある。

上位モデルであるAspero-5はフレームセットのみの展開。定番のFive Blackのほか、上品なシャンパンカラーのRose Champagne、グラベルを彷彿とさせるアースカラーのPuttyの3色が用意される。

ミドルグレードのAsperoは3種類の完成車とフレームセントでの展開。Aspero-5とRose Champagne、Puttyは共通のカラーとなりつつ、Five Blackの代わりにBlackカラーが用意される。

価格やスペックなどは下記表にて。