クローズザギャップ　サイコンマウントと一体となったベルのHideMyBell

ユンボ・ヴィスマをサポートするオランダのアクセサリーブランドのクローズザギャップ。サイクルコンピューターマウントとベルが一体となったHideMyBellを紹介しよう。一般的なハンドルに対応するモデルだけでなく、各社のステム一体型ハンドルに適した専用モデルが揃うラインアップが魅力だ。

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MTBのエリートレーサーとして活躍したのち、オランダのサイクリング雑誌Fietsの編集者を務めたマティス・ワゲナーが始めたブランドのクローズザギャップ。自社に研究開発部門を持ち、コンセプトモデルからテストモデルまでを素早く作成できる開発体制で、安全性とミニマルデザインを両立するアイテムを生み出すブランドだ。

中心となる製品はサイクルコンピューターマウントと一体となったベルの"HideMyBell（ハイド・マイ・ベル）"だ。ブランドスタートの直後からクリストファー・フルームが使用し、現在はグルパマFDJなども着目するほか、ユンボ・ヴィスマの公式サプライヤーとしてプロ選手が使用する製品へと成長している。

ラインアップは非常に多岐に渡っており、丸型断面の一般的なハンドルバーに適したレギュラータイプに加えて、エアロ形状のハンドルにフィットする専用製品が多数ラインアップ。混み合いやすいハンドルバー周りや、専用品が多くなったハンドルでもでもスマートにサイクルコンピューターとベルを装着することができることが魅力。また、ハンドルのトップを握った状態でベルを鳴らすことも可能だ。

"Regular"モデルは通常のアウトフロントマウントだが、"insider"というモデルはサイクルコンピューターをステム上に配置し、ベルも親指で操作できるように設計されている。このようにバリエーションが用意されているため、自分のハンドル周りに適したモデルを見つけることができるだろう。この2つはベルの取り外しは不可で、マウントの素材が樹脂とされている。

HideMyBellにはUDカーボンを素材とし、強度と剛性を高めたracedayモデルが用意されている（VMモデルのみ樹脂製）。racedayの多くは専用エアロハンドル用に開発した特別品だが、一般的なステムのキャップととも締めで固定するDMもラインナップされている。またracedayはベルが装備されており、工具無しで取り外すことができる便利な仕様である事も魅力だ。

一方でクローズザギャップがサポートするユンボ・ヴィスマのためにサーヴェロの主力バイクのみに使用可能なサイクルコンピューターのみのマウントもラインナップされている。ベルは装着できないが、サーヴェロ乗りには必見のアイテムとなっている。

ラインアップは非常に多岐にわたるため、価格を含め下記一覧をチェックしてもらいたい。