ヴィンゲゴーのツール・ド・フランス2連覇に向け、重要な山岳アシストであるステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)が骨折。ツール出場が事実上不可能となるなか、ウィルコ・ケルデルマン(オランダ)のメンバー入りが濃厚と見られている。



ドーフィネ2日目で落車し、骨折したステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ユンボ・ヴィスマ) photo:CorVos

ステフェン・クライスヴァイク(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)が落車したのは開催中のクリテリウム・デュ・ドーフィネ第2ステージ。序盤にロマン・コンボー(フランス、チームDSM)やステフ・クラス(ベルギー、トタルエネルジー)ら計6名を巻き込む落車が発生し、クライスヴァイクは鎖骨と骨盤の骨折を負った。

2019年ツール・ド・フランスで総合3位に入り、今年のツール・ド・フランスでヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク)の山岳アシストを担う予定だったクライスヴァイク。経験豊富なベテランを失う緊急事態の中、期待されるのはジロ・デ・イタリアで総合優勝を果たしたプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)のメンバー入りだが、メーリン・ゼーマン監督は「プリモシュはブエルタ・ア・エスパーニャかイル・ロンバルディアを目指すため、ツールへの出場はない」と数日前のインタビューでその可能性を否定した。

クライスヴァイクに代わり、ツールメンバー入りが濃厚とされるウィルコ・ケルデルマン(オランダ、ユンボ・ヴィスマ) photo:CorVos

そのためクライスヴァイクの代役は、同じオランダ出身のウィルコ・ケルデルマンが濃厚と見られている。今年ボーラ・ハンスグローエから加入したケルデルマンは3月のティレーノ~アドリアティコで落車し、怪我により長期離脱を余儀なくされたものの、グランツールのすべてで総合トップ5入りを果たすなど経験は豊富だ。

ヴィンゲゴーを総合エースに、2年連続のマイヨヴェール(ポイント賞)を目指すワウト・ファンアールト(ベルギー)らが揃うユンボ・ヴィスマのツールメンバー。セップ・クス(アメリカ)もジロからの連戦を予定しており、その他にはドーフィネに出場中のクリストフ・ラポルト(フランス)やティシュ・ベノート (ベルギー)、ナータン・ファンホーイドンク(ベルギー)、ディラン・ファンバーレ(オランダ)がメンバー入りする予定だ。
ツール・ド・フランス2023 出場予定メンバー
ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク)
ワウト・ファンアールト(ベルギー)
ティシュ・ベノート (ベルギー)
ウィルコ・ケルデルマン(オランダ)
セップ・クス(アメリカ)
クリストフ・ラポルト(フランス)
ディラン・ファンバーレ(オランダ)
ナータン・ファンホーイドンク(ベルギー)
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos

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