カデックス AMP　129gの重量と一日走れる快適性を両立した軽量サドル

ジャイアントが展開するパーツブランド、カデックスより新たな高性能サドル"AMP"がデビュー。129gという軽さと快適性を両立させ、多くのサイクリストのニーズを満たすショートノーズサドルとなっている。

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プロライダーの求める性能と品質を追求するプレミアムブランドとして、2019年からスタートしたカデックス。世界最大の自転車メーカーであるジャイアントが、その技術の粋を集めて開発、製造するハイエンドなパーツをラインアップしている。

ホイールやハンドルなど幅広いカテゴリーのパーツを揃えるカデックスから今回リリースされたのは、新型軽量サドル"AMP"。既にカデックスからリリースされているBOOSTサドルで高い評価を得た機能を取り入れつつ、更に多くのライダーにフィットするデザインを採用し、その間口を広げた一作だ。

AMPの最大の特徴は、しっかりとしたパッドを装備しつつ129gという重量を実現している点だろう。その軽量性に貢献しているのが、ジャイアントの誇るカーボン技術によって作られるAdvanced Forged Compositeベースと一体化したカーボンレールというカーボンモノコック構造だ。

軽量でありながら、長距離ライドも苦にならない快適性もしっかりと担保されている。一体とされるレールとベースの接合部分がライダーの座骨位置からオフセットされ、さらには独自のレール形状と相まって、路面からの衝撃を身体に伝えない構造に。

パッド自体も、軽量なリアクティブ・フォームと高弾性パーティクルフロー・パッドを組み合わせることで、ライダーの体重をより均等かつ広い範囲に分散。中央部にはエルゴノミックカットが施されており、軟部組織への圧迫を軽減し、更なる快適性の向上を実現した。

サドル後部は坐骨を支えるような弧を描きつつ、サイド部分は特徴的なカーブプロファイルを採用することで、太腿の上下運動を妨げないペダリングスペースを確保。このサドル形状は、ペダリングによって後ろ側に押し戻されるライダーをしっかりサポートし、パワフルでエアロダイナミクスに優れたポジションを可能とする。

既にAMPサドルはジェイコ・アルウラーの選手も使用しており、マイケル・マシューズ（オーストラリア）はジロ・デ・イタリアの第3ステージで勝利を挙げている。登りスプリントという、軽量性とペダリング効率のどちらもが武器となるステージでマシューズの最終局面での走りを支えた実績からも、AMPの性能は窺い知れよう。

サドル幅は145mmのワンサイズ展開で、サドルレースは9mmとなる。価格は41,800円（税込）だ。

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カデックス AMP
重量：129g
サドル長：245mm
サドル幅：145mm
スタックハイト：44mm
レール径：9mm
レール素材：Carbon
シェル：Advanced Forged Composite Technology
パッド：Lightweight Reactive Foam and Integrated Particle Flow
価格 ：41,800円（税込）