6日目を迎えたUCI自転車世界選手権大会は、トラックの女子ポイントレースで内野艶和が銅メダルを獲得。同種目では8年ぶりとなるメダルを日本にもたらした。



女子ポイントレース決勝 ポイントが倍となるファイナルラップを制した内野艶和 photo:JCF

残すところあと2日となったUCI自転車世界選手権大会のトラック競技。6日目となる今日は女子ポイントレースと男子マディソンの決勝、そして女子スプリントの2回戦と男子ケイリンの1回戦が行われた。

女子ポイントレースで決勝に駒を進めていた内野艶和。10周毎に設定されたポイントを争う100周のレースで、ファイナルラップから仕掛けた内野がそのまま逃げ切り。通常周回の倍の10ポイントを追加し、3位へとジャンプアップした。

同種目で史上2人目となるメダルを獲得した内野艶和 photo:JCF

同種目では15年の上野みなみに次ぐ、8年ぶり2度目のメダルを日本へもたらした内野。「この結果は、もちろん嬉しい気持ちではありますが、それよりもとても驚いています。レースは本当にハードな展開でした。ラップされたメンバーには追い付けないと思っていましたし、それ以外のメンバーとは僅差だと分かったいたので、最後しっかり出し切るしかないと考えていました。すごく勿体無い場面であったり、反省点も沢山ありましたので、今後はしっかり克服して行きたいと思います。応援、ありがとうございました」と、レースを振り返った。

男子マディソンの決勝には窪⽊⼀茂と今村駿介のペアが出場。2ラップを失う苦しい展開となり、12位でフィニッシュ。女子スプリントの2回戦では佐藤水菜が惜しくも敗退。男子ケイリンに出場した中野慎詞と太田海也は両名共に1回戦を突破し、明日の準々決勝へと駒を進めた。

男子ケイリン 準々決勝へと進出した中野慎詞 photo:JCF
男子ケイリン 太田海也が1回戦を突破 photo:JCF



トラック女子ポイントレース結果
1位 ロッタ・コペッキー(ベルギー) 39pt
2位 ジョージア・ベイカー(オーストリア) 31pt
3位 内野艶和 14pt
photo:JCF

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