千葉県袖ヶ浦市にある袖ヶ浦フォレスト・レースウェイでセオサイクルフェスティバルが11月23日(木・祝)に開催される。個人ロードレースやエンデューロレース、50ブランド以上のブース出展にグルメゾーンなど、様々なコンテンツが盛りだくさんのサイクルイベントを紹介しよう。



多くのサイクリストが集まるセオサイクルフェスティバルが今年も開催される多くのサイクリストが集まるセオサイクルフェスティバルが今年も開催される
舞台となる袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ舞台となる袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ (c)セオサイクル袖ケ浦フォレスト・レースウェイ コースマップ袖ケ浦フォレスト・レースウェイ コースマップ (c)セオサイクル


1956年に船橋にて創業したセオサイクル。以来70年近い歴史の中で規模を拡大し、現在では関東7都県に展開する老舗自転車チェーンである。そんなセオサイクルが主催する大型サイクルイベントがセオサイクルフェスティバル、通称「セオフェス!」だ。

セオフェスの舞台となるのは千葉県袖ヶ浦市にあるサーキット「袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ」。フォレストと名のつく通り、房総半島の森の中にサーキットがあり、爽快な気持ちで走る事が出来るコースとなっている。圏央道木更津東ICから約10分というロケーションで、アクアラインを使用すれば都心からでも1時間程度でアクセス可能な好立地も人気の理由。

森の中にある袖ヶ浦フォレスト・レースウェイを走る森の中にある袖ヶ浦フォレスト・レースウェイを走る
会場に着いたら試走へと漕ぎ出そう会場に着いたら試走へと漕ぎ出そう チームで協力しあってイベントを楽しめるチームで協力しあってイベントを楽しめる


朝日を浴びながら1コーナーを駆け抜ける大集団朝日を浴びながら1コーナーを駆け抜ける大集団
コースは一周2.4kmのロードコース。14のコーナーを持つテクニカルサーキットとなっており、最大斜度は4.2%、メインストレートは400mと自転車でも程よく楽しめるコースとなっている。比較的小さなサーキットではあるが、モータースポーツの本格的なレースも行える国際規格準拠のサーキットであるため、道幅が広く路面状態も良好。思う存分力を発揮できるサーキットとなっている。

大会名が示すように、自転車のフェスティバルといった色の濃い「セオフェス」。開催種目も単なる耐久レースだけではなく、個人ロードレースとエンデューロの2カテゴリーに分かれている。個人ロードレースは距離(周回数)が各クラスごとに定められており、その中で最速を競うというもの。対してエンデューロは決められた時間の中で走った距離を競う種目となっており、個人やチームで楽しむことができるのが特徴だ。

親子で楽しめるイベントになっているのだ親子で楽しめるイベントになっているのだ 勝負所となるヘアピンコーナー勝負所となるヘアピンコーナー

ピットウォールでは仲間を応援する人たちが連なるピットウォールでは仲間を応援する人たちが連なる 仲間と力を合わせて入賞を目指そう仲間と力を合わせて入賞を目指そう


大会の午前中に行われるのは人気のエンデューロレースだ。個人エンデューロは2時間と4時間。チームエンデューロは4時間のみで2人から4人まで参加可能となっている。個人で参加すれば、最大4時間を走りっぱなしのため、思う存分自転車を楽しめる至福の時間となること間違いなし。チームで参加すれば、仲間と協力しながら楽しめるだろう。

午後になると、個人ロードレース種目が行われる。口火を切るのは特設の400mコースで行われる就学前のミルキークラス。そして血気盛んな中学生クラス、60歳以上のシニアクラスに華のあるレディースクラスまで、実に12のレースが開催されるため、自分のレベルに応じたクラスにエントリーすることが出来る。最長となる上級クラスはフルコースを13周回、計31.5kmで争われ、白熱した展開になること間違いなしだ。

いろとりどりの旗が立ち並ぶブースエリアいろとりどりの旗が立ち並ぶブースエリア 洗車サービスが行われるブースもあるだろう洗車サービスが行われるブースもあるだろう


最新モデルの新作バイクやホイールも体験できる最新モデルの新作バイクやホイールも体験できる
レースイベント以外にも楽しめるのがブース出展だ。今年も50以上のブース出展が予定されており、最新のアイテムやバイクが展示される。2024年の最新モデルが出揃うタイミングであり、その模様はさながらプチサイクルショーと言っても過言ではない規模。

さらに、バイクの試乗をレースで使うフルコースで行えるサーキット試乗時間が小一時間ほど設けられ、気になるバイクを最高の環境で試すことが出来る。コース内試乗会はお昼の50分のみとなるが、常設の試乗コースも用意される。そちらもたっぷりと距離を取っているため、しっかりバイクの性能を味わえるはず。来シーズンのバイクが決まっていない人は、このタイミングでバイクを選んでしまおう。

一日中自転車に乗って、仲間を応援し、ブースを練り歩いたらお腹が空くのは当然だろう。そんな人のために、グルメブースも充実している。ユーモアたっぷりのイラン人オーナーが作るキヤンキャバブのケバブや、千葉で人気のボリューミーなハンバーガーのSmallAxe、14種類のハーブに2日間漬け込んだジャマイカのジャークチキンのジャマイカキッチン オルハなど、ユニークなフードブースが勢ぞろい。

ユーモアなイラン人オーナーが作る絶品ケバブが楽しめるキヤンキャバブユーモアなイラン人オーナーが作る絶品ケバブが楽しめるキヤンキャバブ ボリュームが大きいハンバーガーは絶品でしたボリュームが大きいハンバーガーは絶品でした


秋空のもとセオフェス!で自転車を楽しもう秋空のもとセオフェス!で自転車を楽しもう
参加者募集中!申し込みは11月3日まで!
さて、そんな魅力が盛りだくさんのセオサイクルフェスティバルはエントリーを受付中。エントリーはスポーツエントリーより申し込むことができる。ロードレース種目の定員は各クラス80名と少なめなので、気になるカテゴリには早めに申し込むのが吉だ。



第15回 セオサイクル・サイクルフェスティバル
開催日:2023年11月23日(木・祝)
大会会場:袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ(全長2436m)
     千葉県袖ケ浦市林348-1
種目:個人ロードレース
   (初級者、中級者、上級者、レディース、シニア、中学生、キッズ(小学生)、ミルキー(幼児))
   エンデューロ
   (4時間チームエンデューロ、4時間個人エンデューロ、2時間個人エンデューロ)
参加費:個人ロードレース 6,000円(中・高生 5,000円、小学生 2,000円、幼児 500円)
    個人エンデューロ 2時間:7,000円 4時間:8,000円
    チームエンデューロ 7,000円/1人
定員: 2000名