新城幸也がバーレーン・ヴィクトリアスとの契約更新を発表。ジロ・デ・イタリアでの活躍を受け、チームとは8月に契約更新のサインを交わしていた。「1レース、1レース大切に、来シーズンもワールドツアーを楽しみたい」と語った。



チーム総合優勝を挙げ、表彰台で喜ぶ新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス) photo:CorVos

2023シーズン、自身5度目となるジロ・デ・イタリア完走を果たした新城幸也。直前でコロナに感染したジーノ・メーダー(スイス)に代わるピンチヒッターとして急遽出場が決定した中で、バーレーン・ヴィクトリアスはステージ2勝を収め、チーム総合成績で1位となり、大きな成功を収めた。

その活躍が評価され、ジロ終幕直後にチームより契約更新のオファーがあったという。その後、条件面での調整を重ね8月に契約更新のサインを交わし、正式に2024年もバーレーン・ヴィクトリアスの一員として走り続けることが決まった。

バーレーン・ヴィクトリアスもまた8名でローマにたどり着いた photo:CorVos

今回の契約更新により、新城のバーレーン・ヴィクトリアスへの所属年数は8年目、そしてヨーロッパプロとしては16年目のシーズンを迎えることに。チーム設立時のスターティングメンバーの中で唯一チームに残る存在として、新たな1年へ臨むこととなった。

新城は今回の契約更新に関して、「5月という早い段階で契約更新のオファーを頂いたことは、正直、驚きでしたが、チームからの自分への信頼の大きさを感じ、とても光栄なオファーだと思いました。アシストの仕事をきちんと評価してくれるチームで走り続けられるのは、とても幸せなことです。」とコメント。

そして、来シーズンについては「レースが新たなステージに入り、これまでとは違った次元での走りになってきていますが、自分にもまだ貢献できるとこがある、自分だからこそできる仕事があると思っているので、1レース、1レース大切に、来シーズンもワールドツアーを楽しみたいと思います。」と語っている。(※コメントはTEAMユキヤ通信より)

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