2023ジャパンカップの翌日・10月16日(月)、場所を東京に移してバーレーン・ヴィクトリアスのアフターパーティーが開催された。新城幸也ら参加選手に加え、レースを支えたスタッフも集ったパーティーの模様をお送りする。



会場は渋谷のサイクルカフェ「TORQUE」。高い天井が心地よい photo: Yuichiro Hosoda

マリアチクラミーノ、全日本チャンピオンジャージ、ツール特別ジャージとチームバイクが参加者を出迎えた photo: Yuichiro Hosoda
バーレーン・ヴィクトリアスのチームバイク「SCLTURA TEAM」 photo: Yuichiro Hosoda


会場となったのは、JR渋谷駅の東口を出て陸橋を渡るとすぐにある、渋谷ストリーム4Fのサイクルカフェ「TORQUE」。開会に際して、今季のバーレーン・ヴィクトリアスの活躍と本日の参加選手・スタッフの紹介を行うムービーが流された。その最後にはツール・ド・スイス出場中の事故で亡くなったジーノ・メーダー(スイス)の写真と追悼メッセージも。

新城を先頭に選手・スタッフの入場が終わるとフランコ・ペッリツォッティ監督の音頭で乾杯、パーティーの開幕が告げられた。しばしの間は、食事を交えたフリータイム。選手や監督はファンのリクエストに応じてサインや撮影に応じていた。会には日本人スタッフのメカニック・永井孝樹さん、マッサー・穴田悠吾さんも参加。なお、セルジオ・トゥ(トゥ・チーハオ)は自国・台湾の国体参加のため、前日夜に帰国しており、欠席となった。

オープニングムービーからバーレーン・ヴィクトリアスのJCアフターパーティーがスタート photo: Yuichiro Hosoda

オープニングムービーの終わりには今年ツール・ド・スイスで事故死したジーノ・メーダーの写真も photo: Yuichiro Hosoda
「ジーノ、永遠に」メーダーへの追悼メッセージが映し出される photo: Yuichiro Hosoda


新城幸也を先頭に、チームの選手・スタッフが入場 photo: Yuichiro Hosoda

フランコ・ペッリツォッティ監督の発声でパーティーが開幕! photo: Yuichiro Hosoda

少し経ったところで選手達とのフォトコーナーがスタート。参加者一人ひとり、あるいは家族で、選手達との写真撮影を楽しんだ。1番の番号札を持っていたのはロード・トゥ・ラヴニールのプロジェクトリーダーである浅田顕さん。若い頃から共にレースを戦った新城幸也や彼のチームメイトと共に、嬉しそうに一つのフレームに収まっていた。

会の途中には、参加者とのオフィシャルフォトセッションが設けられた photo: Yuichiro Hosoda
参加者番号1はRTAプロジェクトリーダーの浅田顕さん photo: Yuichiro Hosoda


しっかり記念撮影に収まる浅田顕さん photo: Yuichiro Hosoda

選手達と親子で記念撮影 photo: Yuichiro Hosoda
ピカチュウも来た photo: Yuichiro Hosoda


さらに会が進むと、元やなわらばーで現在ソロシンガーとして活躍する石垣優さんが登壇。新城と同郷の石垣島出身で、ハンドボール部の先輩でもある優さんが「部活の時はずっとユキヤと呼んでいたんですけど、今もそのまま呼ぶとファンの方に怒られちゃって」と笑いを誘った。上京してホームシックになりかけた時、ここで頑張ろうと言う想いを載せた歌「空をこえて 海をこえて」を、三線の音色を響かせながら披露してくれた。

ユキヤのハンドボール部の先輩で、元やなわらばーの石垣優さんが登場 photo: Yuichiro Hosoda

石垣優さんが三線の音色に載せて「空をこえて 海をこえて」を歌う photo: Yuichiro Hosoda

続いては、外国人選手が書いた漢字を当てようのコーナー。MCの新城美和さんが10秒だけ選手に漢字を見せ、その記憶を元に選手がタブレットに漢字を書くと言うもの。エドアルド・ザンバニーニ(イタリア)とヘルマン・ペルンスタイナー(オーストリア)が辿々しい筆致で書いた漢字を、次々と参加者の皆さんが挙手して当てていく。答えを当てた方にはボトルやチームフラッグがプレゼントされた。全5問ほどで終了となったが、一番難解だったのはザンバニーニが書いた「伊太利(イタリア)」。さすがの皆さんも、ヒントなしでの回答は無理でした。

外国人選手がその場で見て、書いた漢字を当てるクイズ。まずはエドアルド・ザンバニーニがチャレンジ photo: Yuichiro Hosoda

答えを当てた参加者にはボトルやフラッグなどがプレゼントされた photo: Yuichiro Hosoda
ヘルマン・ペルンスタイナーも漢字を書くことに挑戦。これはわかりやすいかも? photo: Yuichiro Hosoda


再度歓談を挟んでの催しは、お楽しみ抽選会。渡辺航先生サイン入りの弱虫ペダルサコッシュを皮切りに、各選手のジャパンカップ出場ゼッケンが2つずつ、新城の個人スポンサーであるSEVのルーパー、チームバイクを提供するメリダのグッズセット、ALE製の市販&チームジャージに加え、最後は新城幸也の2022年全日本チャンピオンジャージが当選者に手渡された。

ジャージへのサインに応じるエドアルド・ザンバニーニ photo: Yuichiro Hosoda
子供の高さにしゃがんでキャップにサインをしてあげる新城幸也 photo: Yuichiro Hosoda


今年も渡辺航先生サイン入りの弱虫ペダルサコッシュがプレゼントに photo: Yuichiro Hosoda
ニコロー・ブラッティの12番をゲット! photo: Yuichiro Hosoda


メリダ・ジャパンからはマウスパッドやノートが入ったサコッシュが贈られた photo: Yuichiro Hosoda
35000円相当のルーパーを抽選会の賞品にしてくれたSEV。新城幸也がその効能を語った photo: Yuichiro Hosoda


当選した子どもにALEのジャージを手渡す新城美和さん photo: Yuichiro Hosoda

抽選会最後の目玉賞品は、新城幸也の2022年全日本チャンピオンジャージ photo: Yuichiro Hosoda

閉会時刻が近づくと、選手・スタッフが再びステージに登壇。新城幸也が閉会の挨拶を行うと、全員揃ってのフォトセッションに。最後はチームメンバーが参加者達の温かい声援に手を振りながらステージを降り、2時間ほどにわたるアフターパーティーが閉幕した。

ステージに登った子どもを抱えてあげるトレーナーのニック photo: Yuichiro Hosoda
ペッリツォッティ監督が手を振って拍手に応える photo: Yuichiro Hosoda


最後は選手・スタッフが揃って記念撮影 photo: Yuichiro Hosoda