2023年はシーズン62勝を飾り、UCIポイントランキング3連覇を達成したSDワークスが来季に向け新ジャージを披露。デザインに大きな変更はないものの、ベースカラーがピンクから紫に変わっている。



紫の面積を増やした2024年シーズンの新ジャージ photo:Team SD Worx

デミ・フォレリング(オランダ)のロンド・ファン・フラーンデレン優勝をはじめとする春のクラシックレースの活躍やツール・ド・フランス・ファムの総合優勝、そしてロッタ・コペッキー(ベルギー)のロード世界選手権女子エリート制覇と、シーズン通算62勝を積み上げたSDワークス。UCIポイントランキング4連覇を目指すチームがこの度、2024年シーズンの新ジャージを公開した。

大きなデザイン変更はないものの、ベースカラーが今年までのピンクから紫にチェンジ。そのカラーリングはチームのエースであるロレーナ・ウィーベス(オランダ)も「とても目立つ色になっており、プロトンで互いを見つけやすくなるだろう」とポジティブなコメントを残している。

背面も紫基調の幾何学模様が施されている photo:Team SD Worx

更にSDワークスは今年のロードシーズン終了後に、バイクサプライヤーであるスペシャライズドと2028年までの契約延長を締結。チームマネージャーであるダニー・スタム氏は「スペシャライズドとは2014年からパートナーシップを結び、更に契約を長期延長することができて誇りに思う。女子自転車界で共に数々の成功を掴むことができ光栄に感じている」と喜びを語った。

2023年はエーススプリンターのロレーナ・ウィーベス(オランダ)や9月にヨーロッパ王者となったミーシャ・ブレーデウォルツ(オランダ)など、5名の選手を補強したSDワークス。しかし現時点では22歳の若手クライマーであるフェムケ・ヘリッツェ(オランダ)を3年契約で獲得するに留まっており、今後の動向が注目されている。

text:Sotaro.Arakawa

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