オフロードパーツに造詣が深いアメリカンブランドのクランクブラザーズ。トレイルライドにピッタリなフラットペダルの中でも、最も手に取りやすいエントリーグレードのSTAMP 1に2つのカラーが追加された。土のイメージにピッタリなアースカラーで、バイクコーディネートの幅を広げた。



クランクブラザーズ STAMP 1 GEN(グリーン) (c)カワシマサイクルサプライ

クランクブラザーズが誇るフラットペダル、STAMPシリーズ。MTBエンデューロ用のペダルとして開発され、チタンスピンドルなどを採用したハイエンドモデルから、初めてのフラットペダルにぴったりなエントリーグレードまで幅広いラインアップを取りそろえている。

その中でも最も手に取りやすいモデルがSTAMP 1だ。軽く、耐久性に優れた強化ナイロンコンポジットボディには、色とりどりのカラーリングが用意されており、MTBはもちろんのことシティユースでもバイクをポップに演出してくれるとあって人気のフラットペダルとなっている

エアトリックでも足に吸い付くグリップを発揮する (c)カワシマサイクルサプライ

定番モデルとも言えるほどの人気を博したSTAMP1だが、2024モデルで第2世代へとフルモデルチェンジを果たしている。ボディの踏み面形状を大きく変更し、より安定感に優れたコンケイブ(凹)デザインを採用することで、より高いグリップを実現。ハードなダウンヒルでもペダルから足が離れる心配も少なくなり、岩などの障害物にも引っ掛かりづらくなったという。

さらにスピンドル(軸部分)も強化されており、耐久性を向上させた。アウターとインナーにigus製LL-グライドブッシュを使用したベアリング&シール構造を採用。これは上位モデルであるSTAMP7と同じ構造であり、よりハードユースに耐えられるスペックとなっている。

中央部が凹むコンケイブボディを採用する (c)カワシマサイクルサプライ

第2世代へと進化し、よりMTBペダルとしての性能に磨きをかけたSTAMP 1 Gen2に、サンドとグリーンの2つの新色が用意される。どちらもオフロードが似合うアースカラーとされており、MTBとのマッチングもばっちり。既存カラーと合わせ、計7色での展開となる。

ラージとスモールの2サイズ展開となり、ラージは43以上、スモールは43未満のシューズサイズに合わせて設計されている。それぞれ適したサイズを使用することでペダルの安定感やグリップ力を引き出すことが可能となる。

クランクブラザーズ STAMP 1 GEN(サンド) (c)カワシマサイクルサプライ

樹脂ボディの採用も相まって、エントリーモデルながら軽量に仕上げられているのもSTAMP 1の特徴だ。スモールで321g、ラージで348gと、アルミボディの上位モデルであるSTAMP 7よりも10%ほど軽いペダルとなっている。価格は9,000円(税込)。



クランクブラザーズ STAMP 1 GEN2
マテリアル:強化コンポジットボディ+SCM435鍛造クロモリスピンドル
ベアリング:プレミアムベアリング&シールシステム
サイズ:スモール(W100xH100mm)、ラージ(W114xH111mm)
重量:スモール/321g、ラージ/348g
カラー:ブラック、レッド、オレンジ、ネイビーブルー、パープル、サンド、グリーン
価格:9,000円(税抜)