鹿児島県錦江町で5月22日にロードレースが行われる。距離27kmで海抜ゼロmから831mまで駆け上がるコース。その前半はロードレース的な走りが、そして後半はヒルクライムレースが楽しめるレイアウト。昨年までは11kmで658m上るコースだったが、今年は錦江町中心部からのスタートとなり、アップダウンも含めれば積算標高差は942mに達する、走り応えのあるものになっている。

申し込みはすでに始まっており、スポーツエントリーで4月22日まで、郵送は4月29日まで消印有効となっている。会場は鹿児島南部だが交通の便は良く、新幹線、フェリー、車と関東や関西からも思いのほかアクセスがいい。

大会概要
・大会名:第3回鹿児島県照葉樹の森サイクルジャンボリー
・主催:鹿児島県自転車競技連盟
・日程:5月22日(日)9時スタート、14時閉会式
・会場:鹿児島県錦江町
・コース:Aコース 27km、Bコース 17km
・申し込み:スポーツエントリーで4月22日まで、郵送は4月29日まで消印有効

詳細は添付PDFファイルの開催要項か、鹿児島県自転車競技連盟HPをご覧ください。


鹿児島県自転車競技連盟 黒川剛氏(鹿屋体育大学自転車競技部監督)からのメッセージ

「日本一自転車に適した場所」を標榜する私たちとしては、日本中の皆様に最高の環境を楽しんでいただけると考え、またイベントを通じ大震災でダメージを受けた被災地や日本中の皆様にも早く元気になって貰おうと「東日本大震災チャリーティーレース」として準備を進めています。

さらに今回は内容を大幅に変更、距離・標高ともに一気に充実させましたので国内有数のイベントになる可能性を秘めていると思います。

前回(第1回実績&第2回計画)は「照葉樹の森」の入り口からスタートする11kmでしたが、今回は錦江町役場のある町中心部までスタートを降ろし、海抜0mから標高831mを一気に駆け上がる27kmの本格的なヒルクライムレースに大変身しています。
もともと田舎町ではありますが中心部繁華街を一周するパレードスタートから始まりますので、前回までは殆ど見られなかったギャラリーも一気に増えるはずです。

鹿児島のイベントでは既に定番となっていますが、今回も地元鹿屋体育大学の選手達が準備から当日の運営、勿論選手としてレースにも参加するなど全面的にバックアップして盛り上げます!

コースは日頃から鹿屋体大や南大隅高校がトレーニングに使い、日本中のプロ・実業団・大学など有力チームが合宿に訪れ実際に走るとても環境の良いところですので、参加者にはかなり満足いただけることと自信を持っています。

人家もあり応援が受けられる前半17kmはアップヒルだけでなく平坦も含まれていてロードレース感覚が楽しめる反面、昨年までのコースに入ってからの後半の10kmは厳しい斜度が続き過酷そのもの、自分とのハードな戦いになることは間違いなく、勝者には高い評価が与えられます。

第1回大会は中島康晴・萩原麻由子も特別ゲストで参加していますが、今回も縁の選手を招待する予定で調整中です。
過酷な中にも楽しいイベントにしますので日本中のサイクルファンの皆様の参加を心よりお待ち申し上げています。

エントリーは鹿児島県自転車競技連盟HPから要項・申し込み書をダウンロードし現金書止めで郵送するか、スポーツエントリーでの申し込みも出来ます。

余裕が有る方はレースの前後で大隅半島でのトレーニングやサイクリングを楽しんでいただきたい思います。

自転車が大好きな私黒川が惚れ込んで住み着きチームを作った程の場所ですし、清水都貴・中島康晴・村上純平・萩原麻由子・内間康平・伊藤雅和ら多くの優秀な選手もここから生まれています。

ロケット基地のある内之浦コース、本土最南端の佐多岬コースなど数々のコースを走って頂ければ「日本一の環境」を実感頂けると思います。

3月11日にフルオープンの九州新幹線で博多駅から鹿児島中央駅まで最短1時間15分、そこからレンタカーで桜島フェリーか垂水フェリーに乗り約2時間。
飛行機利用なら空港から車で約2時間。
大阪南港から志布志港に着いたら車で約1時間半。
高速道路利用なら国分ICで降りて桜島の麓を南下し約1時間半。

どのルートでも道路は整備されていますので車を使えばアクセスは快適です。

なお、大隅半島は「黒豚」「黒牛」「黒酢」など黒の文化の発信地点なのです!(黒川は違います)

他にも「地鶏」「カンパチ」「ハマグリ」等の畜産・水産物や農産物は実に豊富、そして日本に誇る「本格焼酎」も多くの有名銘柄がずらりと並び食の宝庫としても十分楽しんで頂けます。

宿泊は地元錦江町と南に隣接した南大隅町が5分圏内で便利ですが、北に隣接する鹿屋市からも30分程度で到着します。

最高の環境で、食べて飲んで、そして走りを思う存分楽しんでください!
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