ロードでの高評価はもちろんのこと、MTBにおいても性能に優れたモデルをリリースするドイツのコンチネンタル。転がり抵抗を低減したSpeed Kingのシクロクロス用タイヤがリリースされた。ドライコンディションのレースやグラベルツーリングなどにピッタリなモデルだ。



コンチネンタル Speed King CX Race sportコンチネンタル Speed King CX Race sport (c)ミズタニ自転車
ロードでは8つのワールドチームをサポートし、MTBではフォーカスXCチームやダニー・マッカスキルらが使用するなど、プロ選手から信頼を得ているコンチネンタルのタイヤ。MTBではKingシリーズが定番モデルとして様々なライダーに愛用されている。

Kingシリーズの中でも転がりの軽さを追求したモデルがSpeed King。そのシクロクロスモデルがリリースされることとなった。クリンチャー仕様となる「Speed King CX Race sport」は180tpiのケーシングに、ロードやMTBで定評のあるブラックチリコンパウンドを採用。

このコンパウンドはコンチネンタル独自に開発を行ったもの。カーボン粒子の約10分の1ほどの大きさしかないナノカーボン粒子を配合することで、ベースにあるゴムのしなやかさを活かしつつ、高いグリップ力と耐摩擦性能の両立を実現する。

180tpiのケーシングにブラックチリコンパウンドのトレッドが組み合わされている180tpiのケーシングにブラックチリコンパウンドのトレッドが組み合わされている (c)ミズタニ自転車
トレッドのセンター部分はウロコ状に細かい段差を重ねることで、転がり抵抗をできる限り低減。一方で、サイド部分に向かうに連れウロコは複雑に重なるようになり、ショルダー部分には小ぶりのノブを配しているため、コーナリング時のグリップ力を獲得している。

Speed King CX RaceSprtsは、芝や砂地のフラットコースなどスピードが求められるシクロクロスレースはもちろん、グラベルありのロードツーリングにもマッチするはずだ。サイズは700×32C、重量は290g。価格は7,600円(税抜)。



コンチネンタル Speed King CX Race sport
形 式:クリンチャー
サイズ:700×32C
重 量:290g
価 格:7,600円(税抜)


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