イタリア北部のフランチャコルタ地方で始まったビッグスケールのグラベルイベント"JEROBOAM JAPAN"が宮城県にて開催。中止となった昨年大会のリベンジとして、5月28~30日にかけて300km、150km、75kmのコースが用意される。



イタリア発のビッググラベルチャレンジ JEROBOAMが日本に上陸イタリア発のビッググラベルチャレンジ JEROBOAMが日本に上陸 (c)Hayato Higuchi ※写真は2019年のイタリア大会
EXPLORO RACE MAXを発表するなど、近年グラベルバイクに注力する3Tが世界各地で主催するグラベルイベント"JEROBOAM"。ワインの名産地であるイタリア北部フランチャコルタ地方の山々に張り巡らせたグラベルを繋ぐ300kmのビッググラベルチャレンジとして、3リットル容量の特大ワインボトルにちなんだネーミングを与えられたイベントが日本へとやってくる。

本家本元となるイタリアのJEROBOAM GRAVEL CHALLENGEは、グラベル比率70%、獲得標高約6,500mというその名に恥じないチャレンジングなコースを37時間の制限時間で走るというもの。人気の高まりを受け、イタリアを飛び出し"JEROBOAM"シリーズとして、世界中にその輪を広げてきた。

新緑まぶしい6月の宮城を走る新緑まぶしい6月の宮城を走る (c)Hayato Higuchi
林道天国とも言える宮城県西部地域林道天国とも言える宮城県西部地域 (c)Hayato Higuchi一直線のダブルトラックが続く一直線のダブルトラックが続く (c)Hayato Higuchi

昨年、アジア初の大会として日本で開催が決定したJEROBOAM JAPANだったが、コロナ禍によって開催中止に。しかし、その逆境にも負けず、今年の5月末に改めてJEROBOAM JAPANが開催されることが決定した。

昨年大会では150kmのMAGNUM、75kmのSTANDARDのみの開催予定だったが、リベンジとなる今年は最長の300kmを走るJEROBOAMカテゴリーが満を持して開催される。

舞台となるのは、豊かな自然が広がる宮城県西部の加美町・大崎市。メイン会場となるのは加美町の薬地莱地区にある「ペンション&レストラン Kamifuji」となる。新緑に包まれる5月末、東北有数の林道天国でもあるこのエリアで、心行くまでグラベルライドに興ずることが出来る週末が用意される。

周辺には美味しいグルメも周辺には美味しいグルメも (c)Ko Onodera地ビールも登場する地ビールも登場する (c)Ko Onodera


コースの概要としては、300㎞クラスで獲得標高6520m、150kmクラスで獲得標高3,260m、75kmクラスで獲得標高1,620mとなり、中・上級者向けのイベントとなっている。出走する方は受付時にGPXデータが配布され、ライドに使用できるという。

申込については2月中旬からエントリー受付開始予定。募集人数は全クラス合わせて50名となる。世界的に盛り上がりを見せるJEROBOAM。今後、詳細情報は3T JAPAN公式サイトにて公開されていくとのこと。グラベルの魅力にハマっている方は、ぜひチェックしてみては。


JEROBOAM JAPAN 2021
開催場所:宮城県加美町・大崎市
     ※ 加美町薬莱地区のペンション Kamifuji がメイン会場です。
日程:2021年5月28日(金) 夕方~前日受付
   2021年5月29日(土) 朝~当日受付
            6:00 300km 150kmクラススタート
            8:00 75kmクラススタート
                キッズバイク他試乗ブース開始
            午後 75km、150km クラスフィニッシュ
   2021年5月30日(日) 300km クラスフィニッシュ
距離別クラス:300km、150km、75km
獲得標高: 6520m(300km) 、3260m(150km) 、1620m(75km)
レベル:中~上級
募集人員:全クラス合わせて50人
募集開始:2月中旬~
ルート:受付の際に GPXルートをお知らせします。GPXルートデバイスに保存のうえ、ライド時に使用してください。
※天候などにより、ルート・距離が変更になる場合があります。
 各開始時間が変更になる場合があります。