イタリアの老舗バイクブランド、チネリよりカーボンレーシングバイク「VELTRIX」の日本限定カラーフレームセットが登場。ホワイトをベースに赤緑黄色で彩ったチネリで人気のイタロ79デザインを差し込んだ、スタイリッシュなルックスに仕上がる。



チネリ VELTRIX 日本限定カラー(組み上げイメージ)チネリ VELTRIX 日本限定カラー(組み上げイメージ) (c)ポディウム
VELTRIX(ヴェルトリクス)はチネリのラインアップの中でもミドルグレードに位置するカーボンフレーム。バランスの良い走行性能を持ったパフォーマンスレーシングモデルとして生み出されたバイクだ。そんなVELTRIXのリムブレーキモデルに、イタロ79デザインをあしらった日本限定フレームセットが登場した。

フレームはオーソドックスなダイアモンドフレーム形状を採用。現代のバイクに多いコンパクトなリアトライアングルとすることなく、クラシカルなロードバイクスタイルを貫く。長い歴史を持つチネリらしいバイクデザインだ。

素材には弾性率の異なる2種類のカーボンを使用。高弾性なHM(ハイモデュラス)カーボンをチェーンステーやBB、ダウンチューブの一部に使用することで、パワー伝達性を確保。対してしなりが必要なシートステーやダウンチューブにHR(ハイレジスタンス)カーボンを使用することで、全体の剛性感をバランスしているという。

モデル名の由来となったハンター犬「VELTRIX」をイメージしたデザインモデル名の由来となったハンター犬「VELTRIX」をイメージしたデザイン (c)ポディウムワイヤーはヘッドチューブ横から内装。1.5インチの大口径ヘッドが剛性を高めているワイヤーはヘッドチューブ横から内装。1.5インチの大口径ヘッドが剛性を高めている (c)ポディウム

トップチューブは四角形状、各チューブともシンプルな造形に仕上がるトップチューブは四角形状、各チューブともシンプルな造形に仕上がる (c)ポディウム
チューブ形状は、走行性能を確保しつつスムーズな製造工程やコストを抑えたものとなるよう設計。ダウンチューブやトップチューブは大口径とすることで剛性を向上させ、シートステーは細めかつ扁平させることで振動吸収性を高めている。またトップチューブからシートステーにかけてと、ダウンチューブからチェーンステーにかけては繋がりのある造形も意識してデザインされている。

今回は日本限定カラーとして、ホワイトをベースに世界的に有名なデザイナーであるイタロ・ピルロ氏が1979年にデザインした赤緑黄のチネリウイングロゴのカラーをフォーク、ダウンチューブ、シートステーに配置。クラシカルなチネリデザインを継承するカラーとなっている。

フレームセットで販売され、リムブレーキモデルのみを用意。サイズはXS、S、M、L、XLの5サイズ展開だ。価格は125,000円(税抜)。取り扱いはポディウム。



チネリ VELTRIX 日本限定カラー フレームセット
カラー:イタロ79 ホワイト
サイズ:XS(50)、S(52)、M(54)、L(56.5)、XL(58.5)
BB:BSA
重量:フレーム1,000g、フォーク440g
最大タイヤ幅:700 x 28c
価格:125,000円(税抜)

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