最高峰のカーボンホイールブランド、ライトウェイトが造るフレーム「URGESTALT」にカラーラインアップが追加される。これまでモノトーンのシンプルなグラフィックだったが、一気に10色展開となり魅力を増した軽量フレームを紹介しよう。



ライトウェイト URGESTALT2019ライトウェイト URGESTALT2019 (c)ポディウム
プロが自費購入し、ここぞという決戦ステージで使用するスペシャルホイール。最高のパフォーマンス、超軽量、最高の剛性と技術。究極の回転体。誰が見ても特別なオーラを感じるキングオブホイールとして君臨し続けてきたのがドイツのライトウェイトだ。

極限まで突き詰められた設計が追い求めているのは究極のライディングパフォーマンス。ホイールブランドとして、その理想をカタチとしたライトウェイトがフレームを開発したのは自然な成り行きだったといえる。2014年に発表されたURGESTALTは、同社がホイール開発で培った技術的要素の全てを投入したレーシングフレームだ。

控えめに描かれるブランドロゴ控えめに描かれるブランドロゴ (c)ポディウム
クラウンで前方にオフセットする特徴的な造形のフロントフォーククラウンで前方にオフセットする特徴的な造形のフロントフォーク (c)ポディウムシンプルで直線的なデザインのチュービングシンプルで直線的なデザインのチュービング (c)ポディウム


ライトウェイトのホイールと最高のマッチングを目指して作り上げられたフレームは、790gという超軽量モデルでありながら、ライダーのパワーを一滴も無駄にすることなく受け止め、そのままホイールに伝える優れた動的性能を持つバイクとして開発された。

2017年にディスクブレーキモデルが追加されると同時に、フォークやシートクランプ周りをはじめとした各部の形状、更にジオメトリなどが変更された第2世代が発表され、さらにその性能に磨きをかけた。

一方で、フレームカラーに関しては、長らくカーボンの質感を生かしたブラックのみであった。ストイックな雰囲気を醸し出すカラーだが、一方でよりカラフルなモデルが欲しいと望む声もあった。その要望に応える形でライトウェイトが2019モデルにおいて用意したのが10種類のカラー展開だ。

10種類のカラーが用意されるURGESTALT201910種類のカラーが用意されるURGESTALT2019 (c)ポディウム
ライトウェイトが提案するのは、ブルーデニム、シアン、アップルグリーン、ホワイト、パープル、ライトピンク、イエロー、レッド、オレンジ、そしてブラックという10色。定番ともいえるカラーもあれば、オリジナリティあるカラーも用意され、きっと自分が気に入る一台を組み上げられるはずだ。

塗装の重量は30gとなり、ディスクブレーキモデルが830g、キャリパーブレーキモデルが820gと、色鮮やかなペイントを施しても超軽量フレームであることは変わりない数値を誇っている。サイズ展開も幅広く、48サイズから60サイズまで6サイズ展開となる。BBはBB386EVOを採用し、様々なブランドのクランクが装着可能。ディスクブレーキモデルはフラットマウントに対応する。価格はどちらも560,000円(税抜)、取り扱いはポディウム。

トップチューブにはライトウェイトのロゴが入れられるトップチューブにはライトウェイトのロゴが入れられる (c)ポディウム


ライトウェイト URGESTALT2019
ディスクフレーム重量:830g/880g
キャリパーフレーム重量:820g/870g
フォーク重量:375g
サイズ:48、51、54、56、58、60
BB:BB386EVO
シートポスト径:27.2mm
ヘッドセット:1.5" x 1 1/8
最大システムウェイト:120kg
価格:560,000円(税抜)

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