ツール・ド・フランスで活躍する世界のトップスターを日本に迎える、ファンたちにとっては待望のイベントが第9回大会のツール・ド・フランスさいたまクリテリウムだ。沿道には選手の似顔絵や応援バナーなど、手づくりでユニークな応援スタイルが溢れた。


ジャパンカップでWolfpackグッズが好評だったアロさん一行はポガチャルの愛称「POGI(ポギ)」のバナーをつくった photo:Makoto AYANO

ジャパンカップでも例年大好評のこの企画。日本へやってきた海外選手たちを喜ばせる日本のファンたちの応援スタイルをスナップして写真盛りだくさんで紹介します。

期待の新星ジョシュア・ターリングにもファンが大勢 photo:Makoto AYANO

ウェールズの旗をあしらったジョシュア・ターリング(イネオス・グレナディアース)の応援バナー photo:Makoto AYANO
カルロス・ロドリゲスが欠場になったことを嘆くレキップの記事調のイラストボード photo:Makoto AYANO



様々な手作りネームボードで応援 photo:Makoto AYANO

日本のファンたちの応援スタイルで特徴的なのが選手たちの似顔絵イラストをあしらったボードやうちわ、バナーなど。それにサインを貰ったり、あるいは選手たちにプレゼントをあげたりと、独特のコミュニケーションツールになっているようだ。

ブエルタ覇者セップ・クス(ユンボ・ヴィスマ)がサイン攻めに photo:Makoto AYANO
マーク・カヴェンディッシュの応援「CAV」 photo:Makoto AYANO



スペシャライズドS-WORKSのサガンモデルのフレームを手にサインを求める! photo:Makoto AYANO

ポガチャルの人気は高い! photo:Makoto AYANO

大会オリジナルグッズも今年は選手名タオルを会場限定で販売したり、あるいは選手が使用するサイクルグッズのスポンサーなどが応援うちわなどを作って配布したりと、イベントを盛り上げる工夫も多く見られた。

悪魔おじさんDidiと弱虫ペダル作者・渡辺航先生 photo:Makoto AYANO

ポガチャルの応援ボード。ステージ優勝時の Take a bowのポーズは人気です photo:Makoto AYANO

スロベニアジャージのポガチャル応援団。METのヘルメットも被ってます photo:Makoto AYANO

フェルトでつくったマイヨジョーヌを着たポガチャルの人形が可愛い photo:Makoto AYANO

セップ・クスの名入タオル、バーレーン、イネオスとちゃんぽんで応援 photo:Makoto AYANO

マイヨジョーヌを着てのセップ・クスとユンボ・ヴィスマの応援 photo:Makoto AYANO

ここでもポガチャルのTake a bowの勝利ポーズが人気だ photo:Makoto AYANO
バゲットをかじるポガチャルを扇子にあしらう photo:Makoto AYANO



ぽが扇子と「サガン様のお通りじゃあ!」 photo:Makoto AYANO

沿道のバナナたちは例年お見かけしますね! photo:Makoto AYANO

セップ・クスの扇子にジロ、ツール、ブエルタの3つのロゴをあしらってます photo:Makoto AYANO
よく見るとスロバキア語でサガンの応援メッセージが書かれています photo:Makoto AYANO



かつてのマイヨジョーヌ忍者フルームをあしらったバナー photo:Makoto AYANO
ダヴィデ・フォルモロ(UAEエミレーツ)のイタリアナショナルジャージ姿の団扇 photo:Makoto AYANO



Pogi(ポギ)はポガチャルの愛称です photo:Makoto AYANO

セップ・クスの応援団 photo:Makoto AYANO

引退レースとなった横山航太(シマノレーシング)のフェアウェルバナー photo:Makoto AYANO
スロベニア国旗を持参してのポガチャルの応援団 photo:Makoto AYANO



ジャパンカップでも好評の本企画。同じようでいて、しかしジャパンカップとさいたまクリテリウムでは少なからず選手の応援バナーや似顔絵イラストの「絵柄」や「芸風」に違いがあるのが面白い。それが何によるものかは全体を見ているとなんとなく見えてくる。日本にやってきた選手たちを喜ばせる日本独特の「おもてなし」を、来年も期待しています。

表彰でもらった野菜ブーケのブロッコリーをガブリするポガチャル photo:Makoto AYANO


text&photo:Makoto AYANO