オフロードパーツの造詣が深いアメリカンパーツブランドのウルフトゥースが、ドロッパーシートポスト用レバーのReMote360をリリースした。ジョイスティック式レバー方式を採用し、360°どの方向でもドロッパーを操作できる優れものだ。



E-BIKEのコントローラーとも共存しやすい (c)フカヤ

一般的な左親指で押し込む動作もできる (c)フカヤ

マウンテンバイクでは必須装備となったドロッパーシートポスト。左親指でレバーを押し込んで操作するタイプが一般的だが、ウルフトゥースが新商品「ReMote 360」で新しい選択肢を提案している。

ReMote 360の最大の特徴は、レバーをゲームのコントローラーのようなジョイスティックタイプとしたこと。取り付け角度に関わらず360°どの方向にも動かすことが可能となっている。つまりレバーを押しても良いし、引いても良い。自分が操作したい方向にレバーを動かし、サドルハイトの調整が可能だ。

さらにReMote 360はクランプとベース、レバーがそれぞれ別体とされ、かつベースの取り付け角度も360°調節することができる。一般的なレバーはハンドル左側に装着する前提のデザインが多いが、ReMote360は左右どちらにも装着でき、サスペンションのリモートコントロールなどで混み合いやすい部分を避けることができる。

サスペンションのリモートレバーと共存させやすい (c)フカヤ

人差し指で引くこともできる (c)フカヤ

またレバー自体もシンプルかつコンパクトに作られており、E-BIKEのヘッドユニットで混み合っている場合や、ブレーキレバーとの配置に悩んでいる場合でもReMote 360は活躍してくれる。手が小さく親指操作が遠いという方でもグリップ近くに寄せることができるし、人差し指で引く動作に合わせることで、ストレスなくドロッパーシートポストを使いこなすことができる。

メイン素材は6061 T6アルミニウムで、ケーブルをスムースに動かすために必要なブッシングは硬化ステンレスが採用されている。重量は34g。価格は10,320円(税込)。

ウルフトゥース ReMote 360 (c)フカヤ



ウルフトゥース ReMote 360
素材:6061 T6アルミ
重量:34g
価格:10,320円(税込)

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