イタリアの新進気鋭シューズメーカーのユードッグから、ブランド初のダイヤル式クロージャー採用モデルとなる"CENTO"が登場。ハイセンスなデザインと高い機能性を融合させたハイエンドシューズとなった。



ユードッグ CENTO (c)東商会

2021年にイタリア・ヴェネト州で創業したシューズブランド、ユードッグ。ブランド名の由来となったのは、「勝利が期待されていないチームや人」を指すアンダードッグという単語。「サイクリングにおいても、人生においても、誰もが目標を達成することができる」「皆がアンダードッグであり、ユードッグは皆のためのもの」という信念を元に、アスリートのチャレンジを支えるブランドとして興されているという。

そんなユードッグのシューズが目指すのは、老舗シューズブランドひしめくイタリアから、現代にフィットしたシューズを送り出すということ。モダンで洗練されたスタイルと、トップレーサーをも満足させる性能、そして履きやすさにこだわったシューズがラインアップされている。

センターにダイヤルが配置される (c)東商会

そのこだわりもあり、シューレース(靴紐)式のシューズをメインに手掛けてきたユードッグだが、遂にブランド初となるダイヤル式クロージャーを採用したモデルが登場することに。

ブランド独自のマイクロツイストダイヤルは均一な締付けを可能とし、包み込まれるようなフィット感を実現。人間工学に基づいてデザインされたダイヤルは柔らかなラバーコーティングが施され、雨天時でも確実な操作を可能としている。エアロダイナミクスにも配慮されており、直径は30mm、厚さわずか10mmというコンパクトな設計も特徴だ。

ユードッグオリジナルのマイクロツイストダイヤルを採用 (c)東商会

マイクロツイストダイヤルは2つ配置されており、一つは足首側の幅広ストラップ用、そしてもう一つはタンの中央部に配置され左右均等にテンションを掛けられるよう設計されている。

ケーブル受け部にもユードッグならではのこだわりが詰まっている。前部のダイヤルから伸びるケーブルは、ソール付近から伸びたストラップを経由し8の字を描く。このテンションラップシステム2.0と名付けられたシステムは、通常のケーブルガイドよりもより広い面積にケーブルテンションを伝えることを可能とし、シューズ全体をあらゆる方向から内側へ引っ張るように作用。快適かつ高いサポート力を感じられるフィット感を実現する。

考え抜かれたクロージャーシステムの実力を遺憾なく発揮するのは、非常に軽量で柔らかなマイクロファイバーレザー製のアッパーあってこそ。テックレーザーパンチング加工が施されたアッパーは、しっかりと足に追従するしなやかさと耐久性を兼ね備えている。

独自のテンションラップシステム2.0を採用 (c)東商会

さらに、多くのデータに基づいて算出された部位にはTPUコーティングによって補強が施され、ねじれを抑制することで最適なパワー伝達効率を実現している。

ペダリングという面においては、剛性指数11の高剛性ハイカーボンコンポジットアウトソールを採用し、比類のないペダリング効率を実現した。クリートナットはチタン合金製とされており、軽量化にも余念がない。しっかりと空気を取り込む設計のベンチレーションチャンネルが設けられ、暑い夏場でも靴内の環境を常にドライに保ってくれる。

ユードッグ初のダイヤルクロージャーモデルとしてデビューしたCENTO。サイズは38~45の8種類で、カラーはホワイトのみ。価格は47,300円(税込)。



ユードッグ CENTO
サイズ:38、39、40、41、42、43、44、45(EU)
カラー:ホワイト
価格:47,300円(税込)
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