UCI(国際自転車競技連合)は12月2日のプレスリリースの中で、2010年のプロコンチネンタル登録を完了した19チームを発表した。アンドローニ・ジョカトーリ(元セッラメンティ・ディキジョヴァンニ)とシャコベオ・ガリシアの2チームはリストから外れている。

プロコンチネンタル登録の拒否されたアンドローニ・ジョカトーリ(元セッラメンティ・ディキジョヴァンニ)プロコンチネンタル登録の拒否されたアンドローニ・ジョカトーリ(元セッラメンティ・ディキジョヴァンニ) photo:Kei Tsujiプロツアーチームに続いて、2010年度プロコンチネンタルチームのリストが発表された。登録が認められたのは19チーム。チーム消滅に伴って、アグリチュベル、アミーカチップス、バルロワールド、ELKハウスの4チームはリストから姿を消している。

プロツアーチームから降格したBboxブイグテレコム(フランス)とコフィディス(フランス)は2010年シーズンをプロコンチネンタルチームとして走る。11月末に発表されたプロツアーチームリストから漏れたランプレは、まだプロツアーライセンス更新に望みを繋いでおり、プロコンチネンタルのチームリストには入っていない。

ジロとブエルタに出場したシャコベオ・ガリシアジロとブエルタに出場したシャコベオ・ガリシア photo:Kei Tsujiコンチネンタル登録から昇格したのは、カルミオオーロNGC(イギリス)、CCCポルサットポルコウィチェ(ポーランド)、ソール・ソジャサン(フランス)、スコット・マルコンデスセサル・サンホセドスカンポス(ブラジル)の4チーム。

2010年、新たに結成されるコルナゴ・CSFイノックス(アイルランド)とデローザ・スタックプラスチック(アイルランド)の2チームは、結成1年目からプロコンチネンタル登録が認められた。デローザ・スタックプラスチックは、元LPRブレークスのジョヴァンニ・フィダンツァ監督が結成する新チームだ。

その一方で、今年のグランツールで活躍したアンドローニ・ジョカトーリ(元セッラメンティ・ディキジョヴァンニ、ベネズエラ)とシャコベオ・ガリシア(スペイン)のプロコンチネンタル登録が認められていない。

しかしまだ19チームで確定したわけではなく、登録が拒否されたチームは12月4日までにUCIの委員会に不服を申し立てることが出来る。昨年はLPRブレークスの登録が一旦は認められなかったが、不服の申し立てによって遅れてプロコンチネンタル登録を果たしている。

2010年度UCIプロコンチネンタルチーム(12月2日現在)
アックア・エ・サポーネ(イタリア)
アンダルシア・カハスール(スペイン)
Bboxブイグテレコム(フランス)
BMCレーシングチーム(アメリカ)
カルミオオーロNGC(イギリス)
CCCポルサットポルコウィチェ(ポーランド)
チェラミカ・フラミニア(アイルランド)
サーヴェロ・テストチーム(スイス)
コフィディス(フランス)
コルナゴ・CSFイノックス(アイルランド)
デローザ・スタックプラスチック(アイルランド)
ISDネーリ(イタリア)
ランドバウクレジット(ベルギー)
ソール・ソジャサン(フランス)
スコット・マルコンデスセサル・サンホセドスカンポス(ブラジル)
スキル・シマノ(オランダ)
トップスポート・フラーンデレン・メルカトール(ベルギー)
ヴァカンソレイユ(オランダ)
フォアアールベルク・コラテック(オーストリア)

text&photo:Kei Tsuji

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