ピレリから2つの新たなミッドレンジタイヤが登場。レーシングラインのトレーニング用モデルに位置づけられる"P ZERO ROAD"にチューブレスレディモデルが加わると同時に、プロテクションとロングライフにフォーカスを当てたニューモデル"CINTURATO ROAD"がデビューした。
ピレリ P ZERO ROAD TLR (c)カワシマサイクルサプライ F1やWRC、スーパーバイク選手権など、四輪/二輪を問わず世界最高峰のモータースポーツの世界でハイパフォーマンスタイヤを供給するピレリ。自転車競技においてもその座は揺るぐことなく、リドル・トレックを始めとしたワールドチームの足元を支えている。
今回紹介するのは、ピレリのレーシングモデルの代名詞でもあるP ZEROシリーズに新たに加わった一作。レースユースモデルのP ZERO RACEと並び、よりプライスパフォーマンスに優れたミドルグレードとして用意されるP ZERO ROADにチューブレスレディモデルが登場した。
新たにTECH LINERというケーシング構造を採用 (c)カワシマサイクルサプライ P ZEROシリーズの中でも、最も性能バランスに優れており多用途に使えるモデルとして用意されるP ZERO ROAD。P ZERO RACE譲りの走行性能に加えて耐久性にも優れており、普段のトレーニングにおいても高いパフォーマンスを求めるサイクリストにとって、ベストな選択肢となるモデルだ。
P ZERO ROAD TLRには、新たに"TECH LINER"というケーシング構造が採用されている。120TPIケーシングと薄いゴム製ライナーの組み合わせによる高い気密性を実現し、装着の容易さをはじめ日常的に運用しやすくなった。
P ZEROシリーズにのみ採用されるEVOコンパウンドを採用 (c)カワシマサイクルサプライ ラバーにはP ZEROシリーズにのみ採用されるEVOコンパウンドを採用し、グリップとコントロール性に優れた乗り味を実現。一方で転がり抵抗も軽く、上位モデルに迫るレーシングパフォーマンスを発揮する。そして、プロ向けのトレーニングタイヤとして開発されたという経緯からも察せられるように、耐摩耗性や耐パンク性も高められている。
スピード、快適性、高い保護性能のバランスに優れたオールラウンドタイヤとして送り出されるP ZERO ROAD TLR。サイズは700x28C～35Cとなる。価格は9,000円（税込）だ。
ピレリ P ZERO ROAD TLR タイプ：チューブレスレディ ケーシング：120tpi コンパウンド：EVO COMPOUND ストラクチャー：TechLINER サイズ(重量)：700x28C(340g)、700x30C(370g)、700x32C(400g)、700x35C(430g) ※30C、32C、35Cは未入荷 価格：9,000円（税込）
ピレリ CINTURATO ROAD (c)カワシマサイクルサプライ P ZERO ROADと同時にピレリが発表した新モデルがCINTURATO ROADだ。グラベルタイヤやシクロクロスタイヤを多くラインアップするCINTURATOシリーズの中で、数少ないオンロード向けモデルとなる一本だ。P ZERO ROADがライディングパフォーマンスに比重を置いたモデルだとすると、このCINTURATO ROADはより耐久性やプロテクション性能にフォーカスを当てたタイヤとなる。
