高精度で高性能なフジチカのチューブレスタイヤ修理キット”TUBELESSCUE”がコンパクトに。専用シーラントやゴムパッチなど全てを一つのキットにまとめ、持ち運びやすくなったONE PACKが販売開始となる。



フジチカ ONE PACK (c)東商会

高精度なハブの製作で知られるGOKISOの会長である近藤氏が立ち上げた「フジチカ」。画期的なシーラントの「MAKUHAL」や、究極のチューブレスタイヤ専用パンク修理キット「TUBELESSCUE」など、近藤所長のモノづくりへの探求心が結晶化した高機能でユニークなプロダクトを手掛けるメーカーだ。

今回紹介するONE PACKは、確実なパンク修理を可能とする高性能パンク修理キットのTUBELESSCUEをより持ち運びやすくした一品。改めてTUBELESSCUEを説明しておくと、チューブレスタイヤを外すことなくパンク修理を可能とする工具。

パンク修理に必要な全てが一つにまとまった (c)東商会

それだけであれば他のブランドも手掛けているカテゴリーではあるが、TUBELESSCUEが優れているのは、精度の高さによる作業性。一般的なタイヤプラグに対し、TUBELESSCUEはより高精度な専用ゴムパッチとMAKUHALを使用することで簡単でありながら確実な施工性を実現した。使い方や使用感などを網羅したインプレッションはコチラから

そんなTUBELESSCUEだが、工具本体とゴムパッチ、シーラントの小瓶が別々となっており、それらを収納するポーチとセットの販売となっていた。必要なものはポーチに収めることが出来たが、少し嵩張るという声も。

フジチカ ONE PAC(ロード用パッケージ) (c)東商会
フジチカ ONE PAC(MTB用パッケージ) (c)東商会



左がロード用、右がMTB用のニードルとなる (c)東商会


今回用意されたONE PACKは、工具本体を大型化することで、シーラントやゴムパッチを本体内部に収納可能としたモデル。本体サイズ自体は大きくなっているものの、従来のポーチに比べるとコンパクトかつ細いスティック形状となるため、ツールケースやサドルバッグなどへの収納しやすさは大幅に向上している。更に、本体の大型化は工具の握りやすさにも繋がっており、ゴムパッチを打ち込む際の作業性も向上しているだろう。

より使い勝手を増したTUBELESSCUE ONE PACKは、ニードルの径が異なるロード用とMTB用の2種類が用意されている。重量は28gで、価格はロード/MTB用共に6,600円(税込)となる。




フジチカ TUBELESSCUE ONE PACK
重量:28g(実測)
サイズ:110mmx23mm(実測)
価格:6,600円(税込)
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