iRCがロードタイヤの主力モデルであるFORMULA PROとASPITE PROにタンカラーを新たに採用。トラディショナルな雰囲気を演出でき、人気の高いタンサイドがラインアップに加わった。



iRC FORMULA PRO HOOKLESS TUBELESS RBCC タンカラー (c)iRC

名古屋に拠点を構えるiRC。ロード用チューブレスタイヤのパイオニアとしても知られ、フラッグシップのFORMULA PROは、優れた転がり抵抗と高いグリップ力はもちろん、なによりも高い精度による安定した気密性を備えており、多くのサイクリストから信頼を置かれている名作だ。

FORMULA PROとならび、同社のロードバイク用レーシングタイヤの二本柱となるのがクリンチャーモデルのASPITE PRO。「チューブレスに迫る強さとグリップ力」をコンセプトに掲げ、タイヤの基本構造から総刷新することで大幅な進化を果たした最新作となっている。

iRC FORMULA PRO HOOKLESS TUBELESS RBCC タンカラー (c)iRC

転がりやグリップ、耐パンク性といった走行性能において非常にハイレベルにまとめていることはもちろん、2シリーズとも昨今広がりを見せるフックレスリムに対応することを公式に謳っていることも大きな特徴。特に、クリンチャータイヤとしてフックレスリム対応という珍しい存在としてASPITE PROは登場時より注目を集めていた。

そんな人気のFORMULA PROとASPITE PROに新カラーが登場する。これまでブラックサイドのみの展開であったが、今回新たにタンカラーが用意されることに。サイドウォールをクラシカルなアメ色とすることで、トラディショナルな印象を与える仕様となった。

ブラックサイドとタンサイドの2色展開となる (c)iRC

ブラックサイドとは違った雰囲気を醸し出す (c)iRC
メイドインジャパンの刻印が入る (c)iRC



構造、カラーリング以外の基本的な仕様はブラックサイドと同等となっているため、使い心地や走行性能も変わらないはずだ。iRCファンにとっては、慣れ親しんだフィーリングのまま、カラーコーディネートを楽しめるようになったと言える。

今回タンカラーが用意されるのは、FORMULA PROシリーズからはピュアチューブレスのオールラウンドモデルである"RBCC"と、チューブレスレディの軽量モデルである"S-LIGHT"の2種。そしてASPITE PROシリーズからはレース向けの軽量モデル"S-LIGHT"のみにタンサイド仕様が用意されることとなった。

iRC FORMULA PRO HOOKLESS TUBELESS S-LIGHT タンカラー (c)iRC
iRC ASPITE PRO S-LIGHT タンカラー (c)iRC



用意されるサイズはブラックサイドと同様に、25C、28C、30Cの3モデル。価格はFORMULA PROが10,010円、ASPITE PROが8,250円(共に税込)。



iRC FORMULA PRO HOOKLESS TUBELESS RBCC タンカラー
サイズ・重量:
700×25C:275g
700×28C:310g
700×30C:340g
価格:10,010円(税込)

iRC FORMULA PRO HOOKLESS TUBELESS S-LIGHT タンカラー
サイズ・重量:
700×25C:220g
700×28C:255g
700×30C:275g
価格:10,010円(税込)

iRC ASPITE PRO S-LIGHT タンカラー
サイズ・重量:
700×25C:200g
700×28C:220g
700×30C:245g
価格:8,250円(税込)

リンク

最新ニュース(全ジャンル)