コストパフォーマンスに優れたサイクリング向けガジェットを展開するiGPSPORTより、スマートライトの"VS1200"が登場。最大1200ルーメンの高輝度LEDに加速度&環境光センサーを組み合わせることで、自動点灯/消灯を可能としたスマートライトを紹介しよう。



iGPSORTS VS1200 (c)日直商会

スポーツ好きの若手ITエンジニアが2012年に立ち上げたiGPSPORT。リーズナブルな価格と性能のバランスに優れたGPSサイクルコンピューターを手掛け、瞬く間に世界中のサイクリストの心を掴んだ気鋭のブランドだ。

現在ではリアビューレーダーのSR30や、スマートウォッチの"LW10"など、サイクルコンピューターとシナジーを持つガジェットを矢継ぎ早にリリースしており、急速にそのエコシステムを拡充している。そんなiGPSPORTSがついにフロントライトにも進出を果たした。

高機能な電子デバイスを得意とする同社らしく、新作のVS1200は単なるライトではない。サイクルコンピューターやスマートフォンアプリと連携できるスマートライトとして、様々な機能を付与された多機能モデルとなっている。

IPX6規格に対応するタフなライトだ (c)日直商会

基本的なライトのスペックとしては、最大1200ルーメンの高輝度LEDに5000mAhの大容量バッテリーという組み合わせ。1200ルーメンでは1時間45分、300ルーメンでは8時間の連続点灯が可能となっている。レンズは対向者を眩惑しづらいアンチグレア仕様で、最大照射距離は150m。

頑丈なアルミボディを採用し、1.2mからの落下試験やIPX6の防塵防水性能をクリア。日々用いるライトとして安心できるタフさを与えられている。また、充電端子はUSB-Cで、モバイルバッテリーとして他のデバイスへの給電も可能と、最新のライトとして隙の無いスペックを有している。

スマートフォンアプリやサイクルコンピューターと連携可能 (c)日直商会

さて、単純にライトとしても魅力的な性能を持つVS1200だが、iGPSORTSのプロダクトとしてはここからが真骨頂。ライト接続対応のサイクルコンピュータやiGPSPORTアプリケーションと接続することで、ライトモードの変更や光量の調整が可能に。正確なバッテリー残量や残りのランタイムを対応のサイクルコンピューター(iGS630S/BSC300)に表示することもできるため、ナイトライドをより安心して楽しめるようになるだろう。

更に、ライト本体には加速度センサーと環境光センサーが搭載されており、これらの情報を活用することで効率的なモード切替を可能とした。駐輪中は自動で消灯したり、周囲の明るさに応じて自動点灯したりと、ライトの物理ボタンに触れることなくオートライトのように動作させられるため、これまで以上にライドに集中できるだろう。

サイクルコンピューターと同時に装着可能な純正マウントが付属する (c)日直商会

マウントはガーミン規格となっており、純正のM82または M80バイクマウントの下部に取り付け可能。価格は12,760円(税込)となっている。



iGPSPORT VS1200 スマートライト
光束:最大 1200 lm
最大照射距離: 150 m
横方向視認角度: 220°
点灯モード: 5 つのモード、カスタム可
点灯時間目安:高輝度点灯モード 最大 1 時間 45 分 中輝度点灯 最大 4 時間 高輝度点滅 最大 30 時間 低輝度点滅 最大 70 時
自動機能:自動スリープ・起動
センサー:加速度センサー・環境光センサー
本体材質:アルミニウム合金
本体重量: 160g
本体サイズ: 108(長さ )*31(幅 )*29(厚み)mm
使用温度範囲:-10℃~50℃
防水機能:IPX6
バッテリー容量: 5000 mAh
落下耐久: 1.2 m
無線通信: Bluetooth
充電時間:約 2.5時間
充電温度範囲: 0℃~45℃
充電インターフェイス:USB-C
電源供給:リバース充電(リバース充電ケーブル別売)
ワイヤレス接続: iGPSPORT サイクルコンピュータおよびアプリケーションとの接続・設定
取り付け方法 :付属バイクマウントと専用アダプターで固定
付属品: M82バイクマウントまたはM80ライト取り付け用アダプター、 USB タイプ C 充電ケーブル、ユーザーマニュアル
価格:12,760円(税込)
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