シクロクロス世界選手権男子エリートレースを制したのはマチュー・ファンデルプール(オランダ)。スタートから一度も先頭を譲らず通算6度目の世界王者に輝いた。沢田時(宇都宮ブリッツェン)は完走届かず44位でレースを終えている。速報でお伝えします。



フィニッシュラインでバイクを披露するマチュー・ファンデルプール(オランダ) photo:CorVos

その強さはまさに圧倒的。3日間に渡るシクロクロス世界選手権の最終種目、男子エリートレースを制したのはマチュー・ファンデルプール(オランダ)だった。ホールショットを決めて先頭を奪い、後続勢を一切寄せ付けない完全勝利を達成した。昨年に続く連覇であり、世界選手権優勝は通算6度目。2位はヨリス・ニューウェンハイス(オランダ)、3位にはマイケル・ファントーレンハウト(ベルギー)が入り、シクロクロス強豪国が表彰台を分け合う形になった。

1位マチュー・ファンデルプール(オランダ)、2位ヨリス・ニューウェンハイス(オランダ)、3位マイケル・ファントーレンハウト(ベルギー) photo:CorVos

日本勢は3カテゴリーに4選手が参戦。第1種目の男子ジュニアレースでは成田光志(学校法人石川高等学校)と野嵜然新(桐光学園高等学校/弱虫ペダルサイクリングチーム)がそれぞれ48位と57位で、女子U23レースでは渡部春雅(明治大学/Liv)が26位で完走。男子エリートレースの沢田時(宇都宮ブリッツェン)は完走届かず44位でレースを終えることとなった。

各カテゴリーの模様は追って紹介します。
シクロクロス世界選手権2023-2024 男子エリート結果
1位 マチュー・ファンデルプール(オランダ) 58:14
2位 ヨリス・ニューウェンハイス(オランダ) +0:37
3位 マイケル・ファントーレンハウト(ベルギー) +1:06
44位 沢田時(宇都宮ブリッツェン)
text:So Isobe