プロチームをサポートするGPSデバイスブランドのブライトンが、新型サイクルコンピューターRider S500をリリースする。タッチパネル式のカラー液晶やマップ表示などリッチな仕様に、登り区間のプロフィールが表示される機能やワークアウト機能が追加されたモデルだ。



ブライトン Rider S500ブライトン Rider S500
UCIワールドチームのアンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオからチーム右京のようなコンチネンタルチームまで幅広くサポートするブライトン。リッチな機能を持つモデルから、コストパフォーマンスに優れるものまで揃えるGPS搭載サイクルコンピューターブランドだ。

トップエンドのRider 860、Rider 750と同じ様にカラー液晶タッチパネルを使用した新型Rider S500がリリースされることに。従来型は大きな画面やルート検索機能などサイクリングユースに適したモデルだったが、今作は画面サイズは小さめでワークアウト系の機能を充実させたモデルとなっている。

Oリングで固定するマウントと、アウトフロントブラケットが同梱されるOリングで固定するマウントと、アウトフロントブラケットが同梱される
USB Type-Cの充電ケーブルと脱落防止のストラップも付属するUSB Type-Cの充電ケーブルと脱落防止のストラップも付属する
Rider S500の画面サイズは2.4"サイズだが、色彩が従来モデルよりも鮮明となり、表示内容が読み取りやすくなっていることが特徴。タッチパネル自体の反応性も向上しており、操作もストレスフリーに行えるデバイスに進化している。画面の明るさ自動調整機能も新しく採用されたこともポイント。

他にもハードウェア面のトピックは気圧高度計の雨天時における計測精度が向上していること。加えて充電ポートがUSB Type-Cに変更された。ノートパソコンやモバイルバッテリーに採用されることが多くなったUSB Type-Cとされたことで、充電に必要なケーブルを日常生活に必要なデバイスとまとめることができそうだ。最大のランタイムは24時間。

充電ポートはUSB Type-Cが採用されている充電ポートはUSB Type-Cが採用されている
さらにデバイスのマウントが交換式となり、破損等にもオプションで対応可能となった。またブライトン式(付属)に加えてガーミンのマウントに載せられるアダプター(別売)が使用可能に。ステム一体型ハンドルバー専用のマウントがブライトン未対応だったとしても、これからはブライトンでもホールドさせられる可能性は大きくなったはずだ。

システム面で大きなアップデートと言えるのは、ライド途中に何らかの理由で電源を落としてもRider S500は記録を自動的に一時停止し、電源を入れてライドを再開すると記録も再開される機能が追加されたこと。ライドの休憩などで電源を切ることができ、電池の消費を抑えられるだろう。

左右に2つずつ物理ボタンが備えられる左右に2つずつ物理ボタンが備えられる
マウントとのコネクタ部分は取り外し可能で、交換可能だマウントとのコネクタ部分は取り外し可能で、交換可能だ
また、Rider S500はデバイスがフリーズした場合でも、記録していたデータが自動的に修復されるという。サイクルコンピューターの不具合で貴重なライドログを失う心配が少ないのは、非常に嬉しいアップデートと言えよう。

Rider S500にはオープンストリートマップが標準でインストールされており、買った状態でもマップをチェックすることが可能。ナビゲーション機能も充実しており、作成したコースを画面上に表示させるルート表示機能と、曲がり角を表示してくれるターンバイターン機能でサイクリストを目的地に導いてくれる。

タッチパネルも改良されており、サクサクと動くタッチパネルも改良されており、サクサクと動く
パープルのラインと矢印で走行ルートを導いてくれるパープルのラインと矢印で走行ルートを導いてくれる
進路をポップアップで教えてくれる進路をポップアップで教えてくれる
Bryton Activeアプリと連携している時に限るが、ルートの開始地点までをポップアップで表示したり、ライド中のミスコース時にリルートしてくれる機能も備えられており、サイクリストを助けてくれる。

今作からマップページに高度データのグラフが表示されるようになった。さらにルート案内機能を使用している時は、ヒルクライムが近づくと登りのプロフィール(グラフ、勾配を色で表現)、残り距離、走行中の勾配も表示されるように。

ナビゲーション中にコース全体の高低図を確認できるナビゲーション中にコース全体の高低図を確認できる
残り距離や先に現れる勾配変化を定量的に把握することが可能となり、ライドのペース配分も効果的に行えるだろう。平地走行中と登り区間走行中に表示できる項目は以下のスペック欄をチェックしてもらいたい。

また、Rider S500はプロ選手からの要望を受け、ライド中の表示項目が追加されている。例えば、FTP比のパーセント表示(ラップ平均、3秒、10秒など)、FTPや心拍ゾーンの時間、ラップあたりの上昇高度、VAMなどだ。さらにワークアウト時の目標パワーやメニューの残り時間なども表示されるため、トレーニングで使いやすいサイクルコンピューターとなった。

クライムチャレンジが開始される前には、開始までの距離などが表示されるクライムチャレンジが開始される前には、開始までの距離などが表示される
クライムチャレンジではカラーで勾配を表現してくれるクライムチャレンジではカラーで勾配を表現してくれる
ワークアウト機能自体もアップグレードされており、Bryton ActiveアプリもしくはTraing Peaksで作成したメニューが自動同期されるようになった。ワークアウトの内容をグラフで表示してくれるため、直感的にメニュー内容を把握しやすくなっていることもポイントだ。ユーザーのパフォーマンスを元に強度や目標パワーを調節してくれる機能を備えているという。

Rider S500は電動変速システムのシマノDI2やスラムeTap、カンパニョーロEPSと接続することも可能。他にもシマノのE-BIKEシステムであるSTEPSや、ガーミンのレーダーシステムVariaとも連携するなど、接続性に優れることも魅力だ。価格は39,380円(税込)。




ブライトン Rider S500
サイズ:84×51×25
液晶サイズ:2.4"
重量:87g
防水性能:IPX7
充電ポート:USB Type-C
稼働時間:最大24時間
位置測位システム:Gull GNSS
価格:39,380円(税込)

速度・ケイデンス・心拍センサー付属:49,280円(税込)


クライムチャレンジ 表示項目
平地走行中
・ルート上の合計獲得標高(m)
・ルート上の登り合計距離(km)
・次の上り区間までの残り距離(Dist.to)
・登り区間ごとの平均勾配(%)
・登り区間ごとの距離(km)

登り区間走行中
・コース上の登り区間の番号/合計区間数
・走行中の登り区間残り距離(Dist. to go)
・走行中の登り区間残り標高差(Asc.Remain.)
・登り区間での現在位置ピン・アイコン