コルナゴが誇る"C"シリーズの最新作、C68に3種の新色が登場。ラグジュアリーな一台をさらに引き立てる、優雅さと品格を兼ね備えた珠玉のカラーとなっている。



コルナゴ C68(ホワイトグレー) (c)アキボウ

イタリアを代表する老舗チクリとして知られるコルナゴ。創業当時から現在に至るまで、レーシングスピリットを絶やすことなくフレームに注ぎ込み、数多くのレースにおいて栄光を掴み取ってきた。近年では、UAEチームエミレーツと緊密な関係を結び、タデイ・ポガチャル(スロベニア)らの手によりツールをはじめとしたビッグタイトルを多数手中に収めている。

そんなコルナゴがプロユースモデルのV4Rsと並ぶ最高峰モデルに位置づけるのがC68。トラディショナルなラグド構造を受け継ぐ伝統の"C"シリーズの最新作として、同社の歩みを体現する一台だ。

コルナゴ C68(ブラックローズゴールド) (c)アキボウ

コルナゴ本社の所在地でもあるカンビアーゴで製造されるハンドメイド・イン・イタリーのラグジュアリーロードであるC68。フレームの各部位をモジュールとする工法によって、サイズカスタムに対応する柔軟性を獲得。また、それぞれのセクションごとに特性を変更できるこの工法はモノコックフレームの最新作であるV4Rの開発時にも大きな役割を果たすなど、コルナゴのフラッグシップとして伝統と革新を融合する存在でもある。

そんなC68に新たな3つのカラーが登場する。ラグジュアリーバイクとして知られるC68だけに、ペイントのクオリティにも定評がある。今回の新色は、イタリアらしい絶妙なカラーバランスと、ディテールのブラッシュアップによって、C68の持つ優雅さと品格を引き出すこだわりのラインアップに。

コルナゴ C68(ブルーホワイト) (c)アキボウ

また、カラー以外のフレームデザインも磨き上げられており、立体的になったヘッドマークやチェーンステーのロゴ等、細部にわたってこだわりの詰まった仕上げが施される。それでは各カラーを紹介しよう。

優雅かつ品格に満ちたカラーだ (c)アキボウ

シンプルでありながら一線を画すグラフィック (c)アキボウ
ホワイトを基調にゴールドとプラチナグレーをあしらう (c)アキボウ



HRGG(ホワイトグレー)は、人気の高い白ベースのフレームに、ゴールドとプラチナグレーのアクセントカラーを用い、洗練されたデザインに仕上げた一台。

繊細なラメを含んだ塗料を採用するアクセントカラーはわずかな光をも反射することで、フレームのディテールを一層際立たせる。ホワイトベースによってシンプルでクリーンな印象を与えつつも、質感の高いアクセントカラーによって一線を画すデザインへと仕上げられている。

シックながらゴージャスな雰囲気を纏う (c)アキボウ

マットブラックはベルベットのような質感 (c)アキボウ
金属質なローズゴールドがブラックに映える (c)アキボウ



マットブラックベースに金属質なローズゴールドによるコントラストが美しく映えるHRRG(ブラックローズゴールド)。アクセントにグロスブラックを用いることで、独特の立体感とデザインの繊細さを感じさせる。

フレームのベースカラーとなるマットブラック部分には目の細かいマット塗料を採用し、滑らかなベルベットのような質感に。華やかでありながらも落ち着いたローズゴールドとのコラボレートがラグジュアリーな雰囲気を更に引き立てる。

ネイビーブルーとホワイト、スティールブルーの配色のHRBB(ブルーホワイト) (c)アキボウ

金属のような質感のブルーが際立つ (c)アキボウ
イタリアで製作されていることが示される (c)アキボウ



HRBB(ブルーホワイト)は深みのあるネイビーブルーに、ホワイトとスティールブルーがモダンな印象を与えるカラー。爽やかでロードバイクらしい雰囲気に満ちた一台だ。

フレーム上側の艶やかなホワイトは、デザイナーこだわりのカラー。コルナゴが得意とする高い塗装技術によって、C68の魅力を引き出す最高の調色が行われているという。そして、金属のような質感を持つブルーの塗装は太陽光で輝き、複雑に面が取られたチューブのディテールを際立たせる。

どのカラーもC68の魅力を倍加させるグラフィックで、見るものを虜にすること間違いなし。購入を考えている方にとっては、どれを選ぶか嬉しい悩みの種が増えそうだ。今回の新カラーはフレームセットのみの販売で、今春発売予定。価格は913,000円(税込)。



コルナゴ C68
サイズ:420S / 455S / 485S / 510S / 530S / 550S / 570S
カラー:HRGG、HRRG、HRBB
価格:913,000円(税込)

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